あなたに夢中２

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佐「まって、それで行くの？」



『変？』



佐「可愛いけど可愛いのは着てかないで」



『スカートじゃないよ？』



佐「ん〜」



『じゃあ大介くんが選んで？』



佐「っしゃ！ちょっと待ってね」






今日は仕事終わりにスタッフさん達との食事会がある



大介くんに報告したら、行っておいで！と言ってくれたけど朝からずっとこの調子






佐「これ！着てみて」



ダボッとしたトレーナーにフレアパンツを渡される



さっきとあんまり変わらないけどなぁ



『あれ、これ大介くんのトレーナーだよ？』



佐「うん」







『どう？』



佐「いい感じ！あとは…」



大介くんのバケハを頭に乗せられる



佐「よし、おっけー」



『ありがとう』



ふわっと抱きしめてくる大介くん



佐「迎えにいけなくてごめんね」



『なんで、そんなこと気にしないでよ』



逆に迎えに来てくれたらとんでもないことになっちゃう



佐「お願いだからマンションの下までタクシーで帰ってきてね？」



『うん』



佐「楓さんと一緒に店出るんだよ？」



ふふ、なんかお父さんみたい



真剣だから言わないけど、、



『うん、わかった』



佐「はぁ、、」



『行かないほうがいい？』



佐「んーん、仕事の付き合いは大事だもんね、でも俺の気持ちが沈んでんの」



『ん、早く帰ってくるね』






首筋にちゅっちゅっとされてくすぐったい



佐「ここ、つけといていい？」



『、だめ』



佐「んー」









『ねぇ、キスするなら口にしてほしい…』



佐「ふふ」





そのあと家を出る直前まで甘い時間が続いた

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