___６３ ページ13
さっきのメイク室まで戻ると廊下の先から楓さんが走ってくる
楓「A！ごめん、急なんだけど変更してほしくて、、」
次のロケ先にアポ取りしたかった先方がいるから1番の渡辺さんと一緒に向かいたいとのこと
楓「ちなみに、私が担当に付く予定だったのは佐久間くん」
こそっと耳打ちされる
『え！？』
楓「お願いできる？」
『あ、はい！』
渡辺さんの待っている部屋に戻り担当が変わることを告げる
渡「そっか〜残念」
アイロンとワックスで髪をセットしていく間渡辺さんはその様子を真剣に眺めている
渡「うん、ほんとAちゃんが一番」
『…え！？』
渡「俺の髪質とか好みとか理解してくれてるから、したいって言った髪型にしてくれる」
『そう言ってもらえて、嬉しいです』
渡辺さんを見送ったあと荷物を片付けて先程のメイク室に戻る
そろそろ撮影の順番になる彼を呼びに行く
ドアをノックするとはあーい！どうぞ！と返ってくる
佐「Aちゃんだ！」
『楓さんの代わりに佐久間さんの担当になりました
よろしくお願』
佐「まじで！まじで！うわ！ちょおおおやばい！佐久間さんがんばれる！！！」
『佐久間さん、いきましょうか』
ねぇー！もうちょっと余韻に浸らせてよー！と騒いでる佐久間さん
ほんとはこんなに素直に感情に出してくれるとこも好き
佐「ねぇ、ちゅーしていい？」
『佐久間さん、もうそれ10回以上言ってます』
佐「だってさせてくれないし」
『誰か来たらどうするんですか』
佐「俺の彼女のAちゃんだよって紹介する」
『前向いてください』
佐「ちぇ〜」
髪の毛をコテで軽く巻いているとカシャッと音がなる
鏡を見るとスマホを構えてる大介くん
『あ、盗撮した〜』
佐「へへ」
スマホの画面をみてニヤニヤしている
ヘアミルクをつけてふわふわな髪型が完成した
スマホをポケットから取り出し鏡越しに写真を撮る
佐「あぁ！盗撮だあ！」
『仕返しです笑』
片付けようとすると肩を引き寄せられる
佐「はい、ちーずぅ」
内カメラになったスマホを向けられる
佐「にゃはは、変な顔〜笑」
『ちょ、急に撮るから！』
佐「んじゃもっかいね？」
シャッターを切る瞬間に頬にちゅっと感触がした
佐「うわ！めっちゃいい感じ！
トーク画面の背景にしよ！これ」
『ふふ、私もします』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
M(プロフ) - 咲里以さん» 咲里以さん😭😭😭Twitterもフォローしてくれてますよね！？もうほんと嬉しいですありがとうございます🤦🏻♀️🙇🏻♀️❤️🔥 (2022年7月12日 18時) (
レス) id: af16cad67a (このIDを非表示/違反報告)
咲里以 - 過去作あさりに来ました(笑)Mさんの佐久間、ホントに大好物です(*^^*) (2022年7月12日 11時) (レス) @page41 id: d6172fab00 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：M | 作成日時：2022年2月21日 21時
