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佐久間の家で一緒にご飯を食べて、お風呂に入って、テレビを見ながらまったりして。そんな週末を過ごすのは恒例になっており、ここ最近の金曜日はほとんど佐久間の家にお泊まりをしている。
彼の家に私の物が増えていくことも、わざわざ用意しなくても着替えがあることも、当たり前のように洗面台に置かれた色違いの歯ブラシも。全部が私を幸せな気持ちにさせてくれる。
「で？ユメちゃんといつの間に仲良くなったのよ」
ベッドの中、少し汗ばんだ素肌がクーラーのおかげで漸くサラッとしてきた頃。隣に寄り添っている佐久間が私の髪の毛をくるくると弄りながら聞いてくる。
「ご飯、誘ってくれたの。この間のこと謝られちゃった」
「まじ？あの子が悪いわけじゃねーのに」
「ほんとそれ！悪いのは佐久間と私なのに」
今度ユメちゃんにご飯ご馳走しようか、なんて話して。ついでに目黒も誘って4人で行く？と聞いてみたけれど佐久間が「俺目黒くんに嫌われてるからそれはやめてー」って笑った。
「"Aかわい〜"が口癖なんだって？」
「はっ？！！」
「もう、あんまり後輩の女の子にそんなこと言わないでよ恥ずかしいから…」
「は！言ってないから！」
「そうなの？なぁんだ……ちょっと嬉しかったのになぁ」
佐久間に背中を向けてそっぽを向く。ちょっと意地悪しちゃおうと思って。
そしたらやっぱり佐久間は私のほしい言葉をいつもくれるから…
「嘘！言ってる！いっつも言ってる！だってAが可愛すぎんだもん！ねぇだからこっち向いてよぉ…」
もう、可愛いのはどっちだよ。なんて思いながらゆっくり身体を反転させると、目と目が合うよりも先にぐっと迫ってきた佐久間と唇が合わさる。
可愛いと言ったことを撤回したいくらい可愛くない"ソレ"で、私は着いていくのに必死だ。
たまに漏れる自分の声がいやらしくて、でもそのたびに佐久間が満足げに薄目を開け、口角を上げるのが分かるから更に鼓動は速くなった。
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すの担 - 完結おめでとうございます！ﾞ(´∀`)また何かの機会で読ませていただけたら光栄です。これからも頑張ってください！応援してます！！！ (2022年4月8日 8時) (
レス) @page49 id: 20b86a31c8 (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - ゆさん» 二ヶ月半もの間お付き合いいただき、本当にありがとうございました！正直私も少しだけ寂しい気持ちがありますが、また次の作品を書くために胸を高鳴らせています！またお目に触れることがありましたら是非、よろしくお願いいたします！ (2021年8月21日 21時) (レス) id: a7517d1b2b (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - めぐさん» めぐさん、大好きと言っていただけたことも、幸せだと感じていただけたことも、とっっても嬉しいです。数ある作品の中から見つけていただいて、最後まで読んでくださっためぐさんもお疲れ様でした！ありがとうございました！ (2021年8月21日 21時) (レス) id: a7517d1b2b (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - まずは完結おめでとうございます。終わってしまった、、とちょっと複雑だけど幸せな気持ちです。更新されるたびにいつもすぐ読みにきていました。大好きなお話しでした。二ヶ月半ありがとうございました。 (2021年8月21日 6時) (レス) id: 5f09612a30 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 大好きなお話で、読んでて幸せでした！！完結おつかれさまでした！！♪ (2021年8月20日 20時) (レス) id: 19a0d7c3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏子
| 作成日時：2021年6月28日 16時
