第四十四話 ページ47
side小織
_______翌朝
爆豪｢……い……おい！…早よ起きろや！！｣
｢ん……ああ、ばく…ご、くん…お早う……
まだ7時じゃないか……ふァあ…｣
爆豪｢近ぇからってテメエ……いつも何時に起きてやがんだ！
飯とか色々支度あんだろーが！何寝ぼけてやがる
とっとと顔洗ってこいや！！｣
怒声に目が覚めた処もあるが、素直に顔を洗いに行く。
洗面台横には自分以外にも、もう一つ歯ブラシが
｢嗚呼、そうだ。あの後爆豪くんがすぐ荷物取りに家に戻って…
本当に2週間ホームステイする事になったんだった｣
そう言った理由は二つ。
学校から家が近く、家にはトレーニング出来る解放的空間があること
そして、特訓相手(私)が居ること。
以上の利点から体育祭までの特訓相手、貸切トレーニングルームに
私の家を選んだという訳だった
まァ確かに効率的だよね、別に構わないけれど
爆豪｢飯食え。昨日みてぇな簡易栄養食じゃ許さねえ｣
そういった爆豪くん。テーブルの上には美味しそうな朝食が並んでいた
｢えっこれ爆豪くんが作ったのかい？
……それは断れないね、頂きます｣
手を合わせた後、食べ始める。
艶のあるご飯、そして喉を通る味噌汁がほっとさせる。
だし巻き玉子に焼き魚……どれも温かい食事ばかりで。
とても美味しい純和食。いつ材料買ってきたんだろう
｢……プロかな？｣
爆豪｢こんぐれぇ誰でも出来るわ
つーか昨日のカレーの方がビビったわプロかよ
あと調味料棚ほぼカレーのスパイスじゃねえか
カレー屋で見るようなスパイスの量だそアレ｣
｢だって、失われたカレー屋の味をもう一度味わいたくて
この引きこもり生活をしていた頃に研究に研究を重ねたんだもの
本場インドからも取り寄せたりね……
お陰で香りを嗅ぐだけで何のスパイスか判る様になった｣
爆豪｢てめーのその努力を早よ別のやる気に置き換えろや｣
｢何に置き換えようかなァ｣
ご馳走様でした、と云い席を立つ。
テメエは着替えとかしてろ、とか言われ食器を下げられた
爆豪｢俺はもう支度はとっくに出来てんだよ
洗っとくから着替え死ね｣
｢文脈がとてつもない｣
まァ、お言葉に甘え着替える事にした
着替えたり歯を磨いたり、必要な身支度を整え
爆豪くんの居るリビングに行く
爆豪｢学校行く前にひと試合出来んだろ。地下連れてけや｣
｢ふふ、了解｣
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筰(さく(プロフ) - mさん» 主人公の時系列を探偵社に所属した太宰さんに合わせているので、いつか必ず出す予定です！ありがとうございます、頑張りますね (2020年6月13日 13時) (
レス) id: b67efb4444 (このIDを非表示/違反報告)
m - 面白いです！太宰さんが好きなのでいつか出てきてくれると嬉しいです！頑張って下さい！ (2020年6月13日 11時) (レス) id: 4054b1e03d (このIDを非表示/違反報告)
筰(さく(プロフ) - 零さん» ありがとうございます、頑張っちゃいます (2020年6月12日 23時) (レス) id: b67efb4444 (このIDを非表示/違反報告)
筰(さく(プロフ) - こおりさん» ありがとうございます、恐縮です(・・;) (2020年6月12日 23時) (レス) id: b67efb4444 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - すごい面白いです！！更新頑張ってください！！！ (2020年6月12日 22時) (レス) id: fb24472eb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：筰(さく | 作成日時：2020年6月8日 21時
