第二十八話 ページ31
side小織
｢ヒーロー科へ志望していなかった生徒が、突然編入は無理のある話では？｣
根津｢それもそうだ、その通りだと思う
ならば！！こうしないかい？｣
｢____嗚呼、成程ね。いい話かもしれない、私にとっても｣
思考だけで校長とやり取りをしていた私たちを見て、困惑気味の先生方。
なので、校長の意志を汲み取り少々喋ってみる事にした
｢…1-A襲撃事件に巻き込まれた際、逃亡したヴィランに再度殺害すると脅迫を受けた
よってこの生徒を保護観察対象するにあたり、現状最も現在有効な手段として
1-Aへの編入が当校としては望ましく、これにより
普通科1-C小織Aをヒーロー科1-Aへ編入するものとする……
と、こんな具合かな？｣
根津｢話が早くて助かるね！ありがとう！｣
そう二人で笑った。
1-Aと私、まとめて保護観察下なのだからまとめた方が楽だろう？という考えだ。
周りの教師らはこの状況に、私の発言についていけない様子で困惑していた
｢嗚呼、先生方。
要するに、ヒーロー科への編入謹んで受け賜る
そういう事だよ、これからよろしくね｣
そういって教師らをみつめ笑顔でヒラヒラと手を振った
校長以外、皆豆鉄砲くらったような顔をしているんだもの
何だかそれが可笑しくて少し笑いそうになるやめて。
根津｢早速だけど、この編入手続きの書面にサインが欲しいのさ！
親御さんも連れてくるように頼んでいたけど、来られそうかい？保護者の捺印が必要でね｣
嗚呼、忘れて_____る訳ないさ
｢もう入って来てくれて構わないですよ！リンタロウ｣
そう呼ぶとバタンと大きな音を立てて、部屋に白衣の男が入ってきた。
金髪の幼女を連れて
そして迷わず私に一直線。そのままの勢いで抱き着いてきた
｢Aちゃぁぁああああん！！
嗚呼、こんなに大きくなってしまった…！否、例え
大きくなったとしても我が娘としては最高だよAちゃん…！｣
近い。近い近い周りが凄く引いてる
｢リンタロウ、自己紹介だけお願いします｣と軽く流す
すると少し気の抜けた顔をしたリンタロウが教師の方に向き直り挨拶した
｢初めまして、しがない町医者ではありますが
この子の義父の森リンタロウと云う者です。
教諭の皆様、Aちゃんの事をどうかよろしくお願いします｣
私と金髪の子エリスちゃん、リンタロウの三人で揃ってお辞儀をする
何て、面白い光景だろう
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筰(さく(プロフ) - mさん» 主人公の時系列を探偵社に所属した太宰さんに合わせているので、いつか必ず出す予定です！ありがとうございます、頑張りますね (2020年6月13日 13時) (
レス) id: b67efb4444 (このIDを非表示/違反報告)
m - 面白いです！太宰さんが好きなのでいつか出てきてくれると嬉しいです！頑張って下さい！ (2020年6月13日 11時) (レス) id: 4054b1e03d (このIDを非表示/違反報告)
筰(さく(プロフ) - 零さん» ありがとうございます、頑張っちゃいます (2020年6月12日 23時) (レス) id: b67efb4444 (このIDを非表示/違反報告)
筰(さく(プロフ) - こおりさん» ありがとうございます、恐縮です(・・;) (2020年6月12日 23時) (レス) id: b67efb4444 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - すごい面白いです！！更新頑張ってください！！！ (2020年6月12日 22時) (レス) id: fb24472eb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：筰(さく | 作成日時：2020年6月8日 21時
