吹奏楽部＊第五 ページ9
「A君、好きです。私と付き合ってください」
『あ……ごめんね。僕、好きな人がいるんだ』
「そ……ですか……」
『まだ、僕君のこと知らないしさ、友達からじゃ駄目かな？』
「わ、私、A君と友達になりたい！！」
『じゃあ、決定だね。これからよろしくね。雨晴里沙さん……って雨晴！？』
里沙「あ、お兄ちゃんの友達ですか？」
『うん。同じ楽器なんだ』
里沙「私も吹奏楽部に入部します！」
『え？今、部活何に入っているの？』
里沙「帰宅部です！」
『そ、そっか；；』
里沙「入部届けだしてきます！」
『バイバイ』
嗚呼、疲れた。
毎日、告白されるのも怠いわ。
ていうか、一言も話したことない子に告白されても困るなあ。
蓮「俺の妹に告白されたか？」
『せ、先輩！？ええ……まあ』
蓮「何で、皆Aを男と言うんだろうな。こんなに可愛いのに」
『冗談はやめてくださいよ』
蓮「冗談？冗談なんかじゃないぜ」
『…身の危険を感じるので失礼します』
僕は先輩を投げ飛ばした。
ふっ……ざまあみろ。
変なことばかり言うからだ。
こんな先輩が何でモテるんだ。
くそ、一回逝け。
『先輩、さようなら』
＊＊＊＊＊＊＊＊＊
放課後
僕は見てしまった。
普通は骨折するぐらい強く投げたのに、スキップして部活に来ているのだ。
いや、落ち着け。
これは、夢だ。
蓮「A〜！」
こいつの骨は鉄で出来ているんじゃないのか。
こいつの名はきっと不死身先輩だな。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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澪(プロフ) - 私クラやってるんで自分のことのように読めましたw現実ヤバイけど (2014年4月3日 22時) (
レス) id: 288426e311 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるふわ - ハル先輩めちゃ可哀想wwあ、私うごメモやってます!ユザネは[ふるーと]です(^_^ゞ (2013年10月23日 6時) (レス) id: 2612f2e1f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*佐伯* | 作成日時：2012年12月8日 11時
