WILD DOCTORS 16

月子血祭りわっしょい ページ41

そろそろ報告を聞きたい。
となって、和希さんの調査報告会が開かれた。

今夜はやっぱりと哲也先生も一人で参加。
頑張ってくれている敬浩先生か初参加して、開催場所は一番広い黒木家。

「月ちゃん、痛かったら春ちゃんに言うんですよ。」

お母さんのマネ、世話を焼きたい春ちゃんです。

「はーぃ。春ちゃんに言います。」

血祭りに挙げられることも知らず、相変わらずのんびりな月子さん。
今夜は寺さんの両隣は、哲也先生と敬浩先生。
安心している将吉先生。

美音ちゃんの発熱で佐藤理事ファミリーは急遽欠席となりました。
小さな子供にはよくあること。

「じゃあ、まーず！」

みおさんの声に一同注目。

「将ちゃん先生と月子は前へ！」

「( ﾟдﾟ)え？俺また？」
「σ(ﾟ∀ﾟ )私も？」

「月子、あんたはなんで災難の女神と仲良くするの？」

「(・・?仲良く？」

「顔と名前、美咲に知られちゃったでしょ？」

絵美の言葉にまだそれを知らなかったメンバーからは驚きの声。

「危ないじゃん。」
「なんでそうなった？直人か？」
「自分から挨拶に行ったとか？」
「名前聞かれて答えたとか？」
「自分の部屋と間違えて美咲の部屋に入ったとか？」

「だから、まっすぐ来れば良かったのに。」

将吉先生にまで言われてしゅんとなる月子。

「経緯はね…」

絵美が訳を話すと

「健二郎かぁ。
盲点だったな。
てっきり直人かと。」

「でも、売店は院内にいくつかあるし、月子は毎日いるわけじゃない。美咲と月子が会う確率なんてかなり低いんだから仕方ないよ。
不幸な偶然だよ。」

寺さん月子さんに味方します。

「月子は危なっかしいけど、それは置いといて、なんで将ちゃん先生は月ちゃんを怒るの？怖がらせちゃダメじゃん。」

「怒ってない。
心配しただけ。
今までだってそうでしょ？
鞠音、登坂、その他も。」

「でも、1番優しくしてほしいのは将吉先生なのに、月ちゃん可愛そうだよ。」

ゆきは自分も参加したいと、みんなの心配をよそに剛典と参加。

「ケンチ君のほうが今のは優しかったよね。」

敬浩先生の言葉に月子以外の女子はうなづきます。

「ドSだからだよ。」

「愁平に言われたくないね。」

「「将吉先生！」」

「…すいません。
気をつけます(^_^;)」

「とにかく月子は気をつける、いい？」

「はい、気をつけますっ！( ･`д･´)」

「んじゃかじゅきよろしく♡」

「♡つけんな(-_-ﾒ)」

「愁には100個つけるから♡」

「みお〜♡」
(づ￣ ³￣)づ

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