それでもお兄ちゃん 4

対面と移行 ページ50

「まともに行っても無理だろ？」

けいたんは着替えながら話す。
偶然今日はうちの店も良平兄さんの八百屋さんもお休みだった。
哲也君は休講にして休み。

「屋敷にいるんかな？
中いじってるから婆様がいる時と違うからなぁ…。」

「岩田を呼び出して聞くか。」

良平兄さんは悩んでる。

「まずは薬だけ渡せればいい。
　飲んでないとしたら今すでにやばい。」

健さんは一睡もしてない。
ずっとソファで何か思いつめてた。

「とりあえずケンチ君が呼び出して薬渡す、で、その後を俺がつける。
屋敷でも、どの建物に入るかでいる場所も違ってくる。」

将吉君はバイクでつけると

「一人が巻かれてもいいように俺も行く。」

愁平君は将吉君をサポート。

「ケンチとは俺が行く。」

良平兄さんは健さんをかなり心配してた。

「じゃあ俺と哲也はここにいるから、何かのときにはすぐ出れるようにしておくから。」

けいたん達は待機するみたい。
ここが女だけになるのは不安だから助かる。

「俺、運転やります。」

大樹君は良平兄さんと健さんの運転手。

「容赦とか配慮とかいらないから
　ボッコボコで！ヽ(`Д´)ﾉ」

みおちゃんは頭沸騰中。
実は私も…

「ここでやらなきゃ、黒沢家男子じゃないからね！」

沸騰中(； ･`д･´)

女性達みんなの怒りや心配と、留守番組の怒りも含めて岩田に会いに行ったメンバーは
岩田の屋敷と本家の真ん中くらいにあるカフェで会うことになった。

移行します。

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