ごもっともです。 ページ44
一応哲也にも伝えておこうと健一とマンションにお邪魔した。
雪花ちゃんが手作りのクッキー珈琲を出してくれた。
「うきちゃん、抱っこ。」
ソファに座ると灯里が走ってきた。
「はい、おいで。」
「…ってことらしくて、今度その弁護士を紹介するよ。」
健一が話してくれた。
「離婚だろうが何だろうがすりゃいいじゃん。
なんで月子に話ふるんだよ。
弁護士だってあいつならいくらでもいるだろ?
なんかうまいこと話に巻き込まれてないだろうな。
ケンチがついてて何してんだよ!」
「疑い過ぎだよ。」
「お人よし〜( ´Д`)=3」
「でもまぁ、これで終わればいい。
あとは巻き込まれなければ。
みんなで飯食おうょ。
寿司取るから。」
結局哲也は疑ってて、これで関わるなと言われた。
確かにそうかもしれないな。
剛典さんの話ならまだしも、そのご両親の話、私達には関係ないよね。
話したかっただけかもしれない。
そんな風に思ってた。
**********
その日の夜寝室に行くとベッドで健一は本を読んでた。
ドレッサーの前お顔の手入れをしていたら
「哲也の言うのも最もだよなぁ。
別に親の離婚の話なんて月に話されてもな。」
って読んでた本をパタンと閉じた。
「たしかにね。
だから思ったの、誰かに聞いてほしかったんじゃないかな。」
「そうだといいな。
これで終わってもらいたい。
ねぇ、月、二匹の狼さんの一匹をそろそろ放してもいい?」
「ももちゃんに放せば?
マリア様に相談しようかな。」
そうだ…ももちゃんだ。
最近飲みにも行ってないし、女の子がいるお店なんてもうずーっと行ってないし。
謎の女ももちゃん、君は誰?
どうして僕の奥さんは怒ってるの?
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みお(プロフ) - どんな終結迎えるんだろう? 健兄の主張が何処まで届くやら(・_・;) 哲兄、シス兄は疑いの目バチバチだし良兄はどう思ってるのかな? 女子チームは子供達も居るから危ない会話はしないだろうな(*^-^*) オママゴトのネタになったら大変だしね(笑)(。ノωノ) (2019年3月27日 0時) (レス) id: 3dd427fe94 (このIDを非表示/違反報告)
黒木蓮(Kuroki・Len)(プロフ) - 健一くんのみにあらず、被害者、他にもいるかもね。(o^ O^)シ彡☆ (2019年3月26日 23時) (レス) id: 6a7a2c1ba4 (このIDを非表示/違反報告)
黒木蓮(Kuroki・Len)(プロフ) - クリーニング屋のオジサンったら、一体、何人のオネエ様方に手を出したのかしら?モモちゃん・リンゴちゃん・アンズちゃん・スモモちゃんあたりかな? (o^ O^)シ彡☆ (2019年3月26日 23時) (レス) id: 6a7a2c1ba4 (このIDを非表示/違反報告)
黒木蓮(Kuroki・Len)(プロフ) - ではでは、せっかく女性たちが月ちゃん宅へ集合したところで、皆、このまま一泊させて貰おうよ。筋肉ムキムキマッチョな厳つい男性陣たちも、今夜はもう遅いので、狭いかもだけど我慢して、本家で雑魚寝してね〜。(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪ (2019年3月26日 23時) (レス) id: 6a7a2c1ba4 (このIDを非表示/違反報告)
黒木蓮(Kuroki・Len)(プロフ) - わたし考えていたのだけど、クリーニング屋のオジサン、ちょっと匂うので問い詰めてみる?実は、クリーニング屋のオジサンの持ち物だったのだけど、奥様にバレるのを恐れて、偶々目に入った健一くんのスーツの内ポケットに入れたとかも考えられるんだよね。(´Д`ノ)ノ (2019年3月26日 23時) (レス) id: 6a7a2c1ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月詠 | 作成日時:2019年3月11日 0時