谷の底には？ ページ25
「A先生も深呼吸して。
もっと深く、ゆっくり…」
今市先生に背中を擦ってもらって、漸く自分の呼吸が浅くなっていることに気づく。
「頓服持ってますか？」
「はい。」
カバンから出して、ミネラルウォーターで飲んだ。
「３０分安静にしてから動いて。」
今市先生は時計を見ながら、脈をとってる。
「注意したらすぐにやめる、でないと次回から許可出しませんよ。」
「はい…ごめんなさい。」
「葛西さんが踏む地雷は、A先生も踏んでいるんですから。
ただ、今回はシンナーというワードがハマったようですね。」
「今までにも、ああいうことあったんですか？」
「あそこまでは無いけど、時々狂気めいた感じになって、まるで何かが憑依した
みたいになります。
まだ、あまり深くまで理解できないでいるからわからないけど…」
その時、ノックの音。
学生さんかな？帰らなきゃ…。
思ってたら、ドアを開けたのは山下先生で
「お迎えや、無理したらあかんよ。」
「なんで山下センセ？」
車の中で聞いてみた。
「書類作るのに事務所おったのと、王子が凪ちゃん連れ戻しに行くとこやったから。」
「凪ちゃん、良平先生に…」
「うん、でな、始まったんよ。
A先生の時みたいなスパルタ教育が…。
そしたら何度目かの言い合いの後、出ていってな凪ちゃん。
それを王子が連れ戻しに行って…」
「私なら良かったのに…。」
「そんなんあかんに決まってるやん。
良平先生、自分が来る言うてたよ。
だけど凪ちゃん帰ってきたら、また指導あるからな。」
良平先生に歯向かうだけ、すごいわ凪さん。
私はとても将吉先生や良平先生には、逆らえなかったもん。
今でも無理だと思う…。
始まったんだ…良平先生の新人教育。
何度か見たけど、みんな辞めていくんだよね…。
谷には突き落とさないのが山下先生。
谷から落として、上がってこい、上から見てるのが将吉先生。
谷に落としてさらに上から石を投げるのが良平先生と言われてる。
泣いて逃げてるうちは谷の下のまま。
凪ちゃんが気づいて、登りださないと
頑張れ…
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ユキ(プロフ) - 明日はいよいよ紅白とお正月カウントダウンだよね三代目とEXILEの岩ちゃんポメラニアン方ばっかり見る(///ω///)♪ (2018年12月30日 19時) (
レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
黒木蓮(Kuroki･Len)(プロフ) - あ〜あ、お二人さん気を付けないと、また、ひまたんに見られちゃうかもだよ〜。(/ω･＼)ﾁﾗｯ (2018年12月30日 17時) (レス) id: 6a7a2c1ba4 (このIDを非表示/違反報告)
黒木蓮(Kuroki･Len)(プロフ) - つくよみさん» つくたんも、ありがとうだよ(はあと) (´∀｀*)ε｀ ) ﾁｭｯ (2018年12月30日 17時) (レス) id: 6a7a2c1ba4 (このIDを非表示/違反報告)
つくよみ(プロフ) - 絵美たんお疲れ様です。冷え性には辛い季節だよね。電気毛布使ってても朝起きると手足の冷たさにウーってなるよ(>ω<) 温かいもので体を温めてね。 (2018年12月30日 17時) (レス) id: 582338d1af (このIDを非表示/違反報告)
黒木蓮(Kuroki･Len)(プロフ) - みおさん» 暗いのは仕方ないのだけど、除雪車が走っている時間帯＋信号も止まっている時間帯だから、ドキドキ感と気遣いの早朝出勤。でも、わたしはメッチャ近いから、通勤もまだ楽かな。自動車通勤で３０分かけて来ている人が、今のところの最も遠い人、大変そう。＼(◎o◎)／ (2018年12月30日 16時) (レス) id: 6a7a2c1ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月詠 | 作成日時：2018年12月22日 8時
