いつでもお兄ちゃん 3

一通り ページ46

「マースーコーミーキーラーイー！！」

「社長、慣れた言ってましたやん。
あと少しですから。
時事はないんやから?」

施設の前、いーっぱい。
車降りるなり、わわーって集まってきて、囲むのよ。
で、わやわやーって質問してさぁ。
ちゃんと時間になったら答える会作ってんのに…分かってくれないのよ、あの人たち。

「みおにLINEしちゃお。
パワーチャージ！」

「ホンマに仲いいですよねぇ。」

「そぉかな？
うちの奥さんの兄妹はみんなそうだから、あまりうちが特別仲いいって思わないけどね。
でも、まぁ、1番だと自負してるけどね。
あ、みおから返事ギター♡」

これから施設回って、利用者さんに声掛けして、会見して…か。
今日も頑張るぞー୧(＾ 〰 ＾)୨

＊＊＊

「月姉、てきそう？」

「うん、いっくんのサイズも測れたし、バッチリよ。」

「でも、今度は岩田がお出ましになるかもだから、気をつけてって愁も言ってたよ。
だいたい人使ってやろうなんて、甘いんじゃ。」

「でも、絵美ちゃんと蒼のこと、助けてくれたんだよね。」
　
「自分が助かりたいから、偶然じゃないの？
それか、啓兄のところに感謝させて、攻撃力を弱める作戦とか？」

「そこまで悪い人かな？」

「ねぇ、わかってんの？！
今までされたこと、忘れたの？！
危なっかしいなぁ、気をつけてよ。
健兄、ちゃんとしてよ！」

「はい(｀･ω･´)ゞ
ちゃんとします。
ね、月。」

「うん(*^^*)」

なんか心配だなあ、この夫婦。
哲兄ひとりなら、ここに住んだらいいのに。
哲兄の厳しさと月姉のぼんやりで足して２で割って、健兄掛けたらいい感じじゃない？

そんなことを思っていたら、雪花ちゃんと灯里がマンションに帰ってきた。
雪花ちゃんのご両親が、あまり家族が離れているのも良くないよ、黒は一緒にするもんだよって言い出したらしい。
確かに、そうだね。

次は何をしてくるんだろう…。

良兄のところは、良陽が変な男に近寄られた。
啓兄のところは絡み多し。
月姉は本命で、健兄に小悪魔ハニトラ。
哲兄のところは灯里の太もも赤くなる事件。
将兄には映画のことと愛ちゃんバレる。
うちは如月もう来るな事件。
ゆきちゃんは本屋で遭遇

一通りなんかそれだけど…。

今回岩田にしてはショボくない？
みおはそう思ってるんだよね…。ひと

縛れないもの→←治してあげようよ

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