【爆豪勝己】大切な幼馴染 (ページ34)

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３２話ページ34

『俺が羽ばたかせてやる』

私にはその言葉が凄く嬉しかった

心に拠り所がない私を
安心させてくれて

A「ありがと･･･」

勝己「だけど、模様(これが)どうなるかだ」

出久「そうだね･･･あっ、
かっちゃんの家にAちゃんが
泊まればいいんだ！」

勝己「どうなるかと関係あんのかよ」

出久「Aを一人にさせない方が
僕はいいと思う。

その黒霧っていう人が家に来て
すぐに消えていったんでしょ？

なら、すぐに現れることもあると思う。

だけど･･･かっちゃんに
お願い出来ないかなって･･･」

勝己「A･･･泊まってくか？
いや･･･泊まってけ･･･泊まれ！」

考えさせてはくれない強制だけど
私には嬉しかった

A「うん･･･お願い」

出久「じゃあ、僕は帰るね」

A「出久･･･今日はありがとう」

出久「今までAちゃんが
僕にしてくれたことを返したまでだよ」

(優しいな･･･出久は)

勝己「おい、出久(デク)！
何かっこつけてンだよ！帰れ！」

(勝己･･･
本当に出久に対しては酷い)

A「勝己！
私の為に来てくれたから、今日は･･･ね」

上目遣いで頼んでみた

勝己「わぁったよ･･･じゃあな出久(デク)」

出久「あ、うん！またね」

出久は手を振って帰っていった

勝己「ンじゃ、部屋に戻るぞ」

A「うん･･･」