３１話：爆豪勝己side ページ33
勝己は手紙を読んでみた
そこには驚くべき事が書かれていた
“ 愛するAへ
元気かな？
もうすぐ私の所に戻って来ると思うと
楽しみでたまらないよ
かなり前に伝えた制御装置の事
憶えているかな？
あれは嘘だよ
本当は私がAを
意のままに操る為の模様さ
雄英に行った時が楽しみだね
最後に
戻った後Aと
個性婚をしてもらう子がいるから
楽しみにしててね
父より ”
(何だよ･･･これ
意のままに操る？個性婚をさせる？)
勝己「ふざけんなァ！！
何勝手にAの人生を決めてやがる！
放置している奴が
好き勝手してんじゃねーよ！」
A「勝己･･･やめて･･･」
出久「かっちゃん！何が書いてあったの？」
勝己「読めっ！」
勝己は
忌々しい手紙を渡した
段々と顔が真っ青になっていった
出久「これ･･･本当なの？」
A「今朝ね、
父の使いの黒霧っていう人が家に来て
この手紙を渡してきたの。
･･･出久、勝己、
私･･･自由になれるかな？
外に羽ばたけるかな？」
Aは質問をしてきた
(そうか･･･一人で暮らしていても
そんな模様が付いてたら怖いよな)
俺は安心させるよう優しく抱きしめて
勝己「俺がAを羽ばたかせてやる。
それには時間がかかる･･･けど、
待っててくれるか？」
(自身も根拠も無いけど
なんとかしてやりたい)
俺の中ではそんな思いでいっぱいだ
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作者名：桜咲麗華 | 作者ホームページ：http://ruimaru14052003-kaseki.daisuki@docomo.ne.jp
作成日時：2018年6月4日 18時
