【爆豪勝己】大切な幼馴染 (ページ30)

今日:18 hit、昨日:0 hit、合計:15,765 hit

２８話：爆豪勝己side ページ30

試験が終わってAを捜していると

Aもキョロキョロと捜していた
けどどこか慌ただしく
捜している感じがした

勝己「おい！何フラフラしてんだよ」

Aに声をかけた

振り向いたAは
今にでも気絶しそうな表情(かお)をして
俺に抱きついてきた

勝己「･･･朝のことか？」

A「うん･･･
出久と一緒にまとめて話すから、
出久を呼んで･･･くれる？」

Aは上目遣いで頼んだ

(なんで出久(デク)も･･･

けどAが言ってるし･･･
不安定な状態だし･･･めんどくせぇけど)

勝己「はぁ･･･わぁったよ。
少しだけ･･･」

(不安定な状態のAを
置いて行くのか？

もっと悪化するんじゃ･･･)

そう考えた俺は

勝己「いや、Aもついてこい！」

Aを連れて出久(デク)を捜した

勝己「おい！出久(デク)！
どこにいる！さっさと来い！」

(早く来いよ･･･
このままだとAが･･･！)

出久「かっちゃん！？
ど、どうしたの？･･･いきなり。

それにAちゃんも･･･」

意外と早く来たな好都合だけど

勝己「Aが俺と出久(デク)に
話したいことがあるんだってよ」

A「うん･･･
だけどここだと話せない」

勝己「何でたよ」

A「理由も後で話すから、
出久か勝己の家で話せない･･･かな？」

(どんだけ深刻な話だよ
それとも･･･誰かに聞かれたくないのか？

まぁだとしてももしAを
家に返すなら家が近い俺の方が適作か･･･)

勝己「なら、俺の家だ。
Aの家からも近いしな」

出久「そうだね」

(出久(デク)も察した感じだしな)

A「ありがとう･･･」

勝己「なら、さっさと行くぞ。
時間が勿体ねぇ」

(早くAの心を癒してやりてぇ

Aの震えは
酷くなってるからな)

A「うん･･･」

そっからAの手を握り
家に向かった