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｢えーっと…ここ、どこ？｣←２回目
佐藤さんに付いて来たのはいいんだけど、近いって言ってたはずの山風旅館に中々着かない。
嫌な方の考えが浮かんだけど、佐藤さんに限ってそんな事は無いって思い直す。
｢あの…山風旅館って、さっきの所から近いんですよね…？｣
佐藤｢…え？あ…まあね｣
えーっと…気になる点が、１つ。
え？誰？ってくらいさっきと声のトーンが違うんですけどっっ！？
これ、もしかして私かなりやばい状況？
｢あの！旅館…もうすぐなんですよね？｣
佐藤｢は？ばっかじゃねえの笑 山風旅館なんか知らねーよ。いつまで俺が良い人だって信じてんの？笑｣
｢…え？｣
佐藤｢あ！いたいた！｣
そう言って佐藤さんが手を振った先には、佐藤さんと同じ年くらいの男の人が2人いて。
この後自分に起こるかもしれない事が嫌でも想像出来た。
男｢へーぇ。中々可愛いねーちゃんじゃん笑 ｣
男｢なに？迷子だっけ？笑 亮の事信用して付いて来ちゃったんだぁ〜？笑｣
佐藤｢ちょっと優しく話し掛けたらすぐ付いてきたわ笑 可愛いし、俺いい事したわー笑｣
お兄さん達の笑ってない目が怖くて動けないでいたら、3人のうち1人がいつのまにか私の腕を掴んでて。
｢...あのっ…！！離してくだ｢抵抗しても無駄って分かんない？笑 俺らといい事しよーよ｣
その瞬間掴まれてた腕を思いっ切り引かれて。壁に押し付けられる形。
いわゆる壁ドン。
人生初の壁ドン、まさかこんなシチュエーションでくるとは思わなかったし、きゅんきゅんの｢き｣の文字も無いわ。
男｢あれ？もしかしてこーゆーの初めて？笑 じゃあ君のファーストキスの相手は俺がもーらおっ笑｣
はあ！？何言ってんのこいつお前なんかに私のファーストキスあげるわけねーだろが！！
なんて思っても思いっ切り腕押さえられてて逃げれないしそんな事言う勇気もないし。
男｢え？なに顔背けてんだよ。こっち向けよ！！｣
急な怒号に涙が出てくるのはもうしょうがなくて。
｢誰かっ…！！っ櫻井っ！！！！｣
｢...え？｣
目を開けると、目の前にあったのは確実に近付いていたと思っていた男の顔じゃ無くて。
確かにうちの学校の制服の後ろ姿。
翔｢すいません。こいつ、俺の女なんで触んないでもらえます？｣
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汐音(プロフ) - 楽夢♪さん» ありがとうございます！相変わらず更新は遅いですが頑張ります！ (2015年10月7日 14時) (
レス) id: 221c6fa575 (このIDを非表示/違反報告)
響音(プロフ) - 楽夢♪さん» ありがとうございます!!2人で最高の作品に仕上げていくのでこれからもよろしくお願いします(･∀･) (2015年10月7日 13時) (レス) id: fb12daa7f5 (このIDを非表示/違反報告)
楽夢♪ - こういう青春もの大好きです！共同作品大変だと思うんですけど、頑張って下さい(^_^) (2015年10月7日 13時) (レス) id: 58d0dc012b (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - どら＾＾さん» 遅れちゃってごめんなさい！開いている時間に一気に更新したいと思いますので、遅いですが見守っていただけると嬉しいです！ (2015年8月25日 17時) (レス) id: 221c6fa575 (このIDを非表示/違反報告)
どら＾＾ - 更新はまだですか？楽しみにしているので更新お願いします！がんばってください＾＾ (2015年8月6日 13時) (レス) id: af41849a27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐音＆響音 x他2人 | 作成日時：2015年7月15日 21時
