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「和、翔くんが来てくれるからね。
わかるよね？まーくんのお兄ちゃん。」
「うん、Aちゃんのかれしでしょ？」
「そう、せーかい(笑)」
翔にうちに来てくれるようにお願いしたら、ふたつ返事で了解してくれた。
わたしも午前中には余裕があるから和のお粥を作って、ついでに翔のお昼ご飯の準備もする。
「和、Aちゃんキッチン行くけど、和はここで寝てる？ソファ行く？」
「いっしょ、がいい…」
「一緒がいい？じゃ一緒に行こう」
身体を支えながら起こしてあげて手を繋いでリビングに向かう。
和は一緒という言葉が大好き。
一緒に行きたい、一緒にやりたい、って。
一緒って言葉を使うだけで花が咲いたようにぱぁっと笑顔になるから本当に可愛い。
和をソファに寝かせてブランケットをしっかりかけて、
直ぐに寝そうだなぁって思ったからお腹のあたりを撫でてあげてたらあっという間に寝てくれた。
食欲なんていつもないのに、体調悪い時は食べようともしてくれないだろうから、お昼に翔に頑張ってもらうとして。
和の担任の先生への連絡と、自分の身支度が終わったらする事が無くなった。
その時、ソファの方から小さな泣き声が聞こえて来た。
「かず〜？おきちゃった？」
「うぅ…Aちゃ…ふぇっ」
「ん〜？だっこしよっか」
「ん…！…っこ、だっこ…」
「わかった、わかった(笑)」
抱っこという言葉を聞いた瞬間、手を伸ばして抱っこアピール。
ソファに腰を下ろして、グズグズの和を足の上に向かい合わせに座らせた。
ぎゅっと抱きしめてるのに、弱々しく泣き続ける和。
「和？どこかいたいの？きもちわるい？」
「ふぇ〜ん、んぅ…」
「ん〜？お顔見せて？」
何を言ってもやだやだって首を振りながら頭を押し付けてくる和。
相当しんどいんだろうなっていうことは痛いほど伝わってくるんだけど…
「そんなに泣いてたら熱上がっちゃうよ〜…」
そんな独り言を呟きながら
少しでも落ち着いてくれればと、根気強く背中をさすって、ふわふわの髪を撫でて…と至れり尽くせりであやしていた。
―ぴーんぽーん
「あ、翔来たかな？和、ちょっとここで待ってて？」
和を1度ソファの上に寝かせてからインターフォンのカメラで確認して、玄関のドアを開ける。
「やっほー、おまたせ」
「んーん、突然ごめんね？」
こんな会話をしながら勝手知ったる翔を家に招き入れた。
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いちご0726(プロフ) - chatonさん» お返事ありがとうございます。是非リクエストさせて下さい！考えときます笑 (2017年10月6日 12時) (
レス) id: b0881e1a58 (このIDを非表示/違反報告)
chaton(プロフ) - いちご0726さん» もちろんです！！こんな仕上がりで良ければ、ぜひまたリクエストお願いします！ (2017年10月6日 12時) (レス) id: a194bd5336 (このIDを非表示/違反報告)
いちご0726(プロフ) - リクエスト書いてくださり、ありがとうございました！すごく甘々でとても楽しく読ませて貰いました！またリクエストさせてもらってもいいでしょうか？ (2017年9月5日 21時) (レス) id: b0881e1a58 (このIDを非表示/違反報告)
chaton(プロフ) - じぇいさん» じぇいさん！ありがとうございます！お話かたより過ぎですよね…（笑）でも、弱ってる人に優しく甘い彼らが大好きです…（笑） (2017年7月7日 9時) (レス) id: 44683843f8 (このIDを非表示/違反報告)
じぇい(プロフ) - 今回のお話も嵐さんがメロメロな感じが出てて甘々でにやけちゃいますね〜面白いです！無理なさらないように頑張ってくださいね！応援しています！ (2017年7月1日 1時) (レス) id: 0b56e75e66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chaton | 作成日時：2016年4月3日 0時
