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第84話 抜刀斎の結末 ページ40

パァンッッ

何処からか飛んできた弾は緋村の肩を貫く

呉「ゼェッゼェッどいつもこいつも人をコケにしやがってェェェッ!!
殺してやる!どいつもこいつも皆殺しだ!!」

銃を向けたのは抜刀斎

薫「駄目ッ!!」

神谷薫は、手を広げ抜刀斎をかばおうとする


呉「死ねェ!!」

パァンッ


その弾は宙に跳び、呉は木に叩きつけられた
縁にやられ

理由はわかりはしないが、神谷が、巴と重なったのだろうか…


縁「亜亜亜亜!!」


薫「待って!それ以上したら本当に死…」


呉に向かって飛ばされた拳は抜刀斎の肩手によって避けられた


緋村「もう人が殺すのも殺されるのも御免だ。いかなる者であろうと拙者はこの手が
届く限り誰一人たちとて死なせはしない!!
もう終わりにするんだ縁…このまま続けばやがてお前は巴の笑顔を
永遠に失ってしまう……」


「薫殿を守ってくれて…ありがとうでござる……」


縁「違う…!!俺が守りたかったのは…本当に守りたかったのは…
ちくしょう!……ちくしょう!」

膝間づいている縁を背に

緋村「怪我はないでござるか?」

薫「…うん」


何とも幸せそうな二人…





ザッザッザッザッ

スッ……


俺は雪代縁の背後に回り、抜刀斎側から刀を振り上げた


それは何故か、狙ったはずなのに背中に大きく斬っただけだった

縁「亜亜亜ッッッ…クッ」


その声を聞き、目がこっちに向いているのに気が付いた

緋村「黒羽!!お前・・・ッッ」

何故そのような顔をする?

貴方「…殺す、俺はこいつと結局は同じなのさ…」

俺はもう一度、縁にではなく抜刀斎に振り上げた


明神「剣心!!」


キインッ

緋村「…あぁ、まだ終わってなかったでござるな、義弟が出した
被害者の親族も…縁と同じ思いをしているから」

「…黒羽、同じことをいう、もう終わったんだ」


刀を交えながら顔が近い状態で話す

第85話 我の最期→←第83話 答えと結末



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冬風青(プロフ) - 相馬いいですよね、おれも好きです。菅野文さんの漫画に出てくるんですけど相馬×野村利三郎がめっちゃかっこいいです!「北走新撰組」 (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
冬風青(プロフ) - を持ってなくて......同じくめっちゃ欲しいんです。因みに薄桜鬼ミュージカル行けるようになりました!めっちゃ嬉しいです! (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
冬風青(プロフ) - ヒスイさん» 薄桜鬼のゲーム持ってないんですよ.....まずpsp? (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 後、相馬さんにはまりました。北翔伝聞いて可愛いな~と思いました (2014年12月4日 21時) (レス) id: 7896ffd939 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - こんばんは。久しぶりにコメします(笑) 小説読んでいて大阪城行きたいな~と思いました。テストが終わり今は黎明録見てます。あの、薄桜鬼のゲームって持っていますか?買おうか迷っていて… (2014年12月4日 21時) (レス) id: 7896ffd939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冬風青 | 作成日時:2014年9月27日 11時

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