廃刀令の中、刀を２本差している奴は元新選組~最終章

第８２話　闘いの始まり ページ38

呉「部下を盾にしてないで出てきたらどうだい？こちらも少々時間不足でネ
アンタがさっさとくたばれば全滅だけは免れるかもヨ」

緋村「彼らは…部下ではござらんよ。ここにいるのは、仲間でござる」


呉黒星がくだらない話をして、諄いほど話をする


いつまで待てばいいのか

貴方「おい、てめぇらイチイチうるせぇんだよ。さっさと失せろ」

呉「ｯ誰だそいつは！！もういいヨ、スーシン！！」

そうすると一気に飛び、１対１のようになる


朱雀、青龍、白虎、玄武


蒼紫「日本でいう四神のことか」


斎藤は傷をつけられてしまうが、結局は牙突で終わった


くだらねぇ闘いだ、見る気も失せた


目を閉じた、眠気が襲い少しの間転寝したがすぐ起きた

ｶﾞｯという音でおきた

縁が呉黒星を殴った音だった

縁「このうじ虫が！！」

ｻﾞｯｻﾞｯとこちらへ近づいてくる

縁「立て抜刀斎…」


弥彦「ちょっと待った！！その他は眼中になしか…けどここから先は
貴様１人じゃ進ませぇ、薫はどうした」


明神は竹刀を縁に向け、幼い殺気を出す


相楽「答えろ、黒メガネ！！嬢ちゃんは何処やった！？」


縁は何も答えなかったが、
すぐ明るい、人質というものの声ではないものが聞こえた


巻町「薫さん！！」


薫の姿が見えると抜刀斎は立ち、こういう


緋村「皆、ここまで力を貸してくれて感謝するでござる。
ここから先は拙者が引き受ける、下がって休んでいてくれ」


「薫殿、すぐに迎えに行く、そこで待っていてくれ」


薫「うん。分かった」





真剣…勝負

縁「行くぞ、抜刀斎！！」

倭刀術、戦嵐刀勢


目にも映らない速さで長い日本刀を抜刀斎に斬りかかる

縁「死ね！！抜刀斎！！」


飛天御剣流、九頭龍閃



次から次へと技を打ち、相手を倒そうとする

まぁ、それがわかっていない奴もいるが…


縁「速さではわずかに貴様が上、力ではわずかに俺が上
技はほぼ互角、総じて闘えば結果も互角か…強いてあと比べるとなると
「高さ」か」


結果は、やはり抜刀斎だが、勝者は雪代縁だ。

いくら高く飛んだとしても、勝つとは限らない

そして、九頭龍閃もはもう打てない
志々雄同様、一旦使ったものはもう相手に知られている

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