廃刀令の中、刀を２本差している奴は元新選組~最終章

第７８話　過去編第１１話 ページ34

会津戦

土方は斎藤に先に会津に行かせ、自らは旧幕府軍と合流した



俺は、斎藤と会津へ向かい土方さんと別れた


斎藤「黒羽、気を抜くな」

貴方「ぬいてねぇだろ、俺はまだ死ねぇんだよ」


ボロボロになった誠の旗を掲げ、戦う




それからすぐのこと、近藤勇が処刑された

土方は勝海舟に何とかならないかと頼んだが無理だったと手紙が届いた


さて、そろそろ潮時か
総司の死を文に書こう

斎藤「だからよそ見をするなと言った！！」

ｸﾞｼｬ


降り下ろそうとした刀が間に合わず斎藤は自分の背中を敵に向け斬られた

貴方「あ.....斎藤」

斎藤「阿呆がｯ女には傷をつけるなと言われてんだﾌｯ」


血を流し、顔を歪めるが、それでも俺には余裕を見せた




土方が会津へ、しかし斎藤は自分が残るといい土方を北へ行かせた

ここで俺は斎藤と別れ
土方と共に、俺は北へ向かった。そして土方に告げた


貴方「総司が江戸で死んだと連絡が入った」


土方「…そうかなら頑張んねぇとな」





そして、蝦夷共和国

土方は陸軍奉行波となり、陸軍奉行には大鳥がついた

俺は島田と同じ官位になった



その時には新撰組というものは消されていた

近藤勇なくなったとき、もはや新撰組はなかった




俺が戦う理由は、生きるため

明治という世で死ぬため

第７９話 過去編１２話〜最終章〜→←第７７話　過去編１０話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す