廃刀令の中、刀を２本差している奴は元新選組~最終章

第７４話　過去編７話 ページ30

そして鳥羽伏見の戦い、


総司は一般隊士として戦い、隊士たちには組長は局長と一緒に大阪城へいったと
伝えた





総司はやっとたって至れるのが精一杯で刀も満足に震える状態ではない

しかし、二人で戦い、敵がいなくなったと思うと錦の御幡が目にはいる


貴方「ｯこの国はどうなってやがる.....」


沖田「.....そうですね、私たちが賊軍だなんてｯｯ」




拳を握りしめながら二人下を向く

「幸せなど、なくなればいい.......」



急に現れた人影、



貴方「総司！よけろ！」


グシャァァァァ




「ｸﾞﾌｯ」


少年「.....うあああああああああ」


沖田「…生きた…い……」


俺が、状況を確認している間に白髪の子供は叫びながら何回も何回も総司を刺して刺して


ついには誰だかわからなくしてしまった。





貴方「そ、じ.....そう、じ」


体を揺さぶり、顔をあげると、子供の姿はどこにもなかった









「沖田組長、亡くなったか.......」



貴方「山崎....」



山崎「副長には黙っといてやる。せやけど、もって４ヶ月や
沖田総司はまだ生きとる。大阪城で生きとるで」


何処からか監察方の山崎がきて、俺に言い聞かせた



山崎「ええな、組長はこの戦いに参加しとらへん、組長は今大阪城で寝てる」




「だから、黒羽さんは気にせんといてや」







貴方「.....気にしねぇなんてできねぇよ、俺は俺のやり方でやる」


山崎「そうか.....」



顔を俯かせ、同情したようにいう


貴方「だから、死んでくれ」


山崎「なっ、黒羽さ.....ん」


俺は総司の刀を拾い、山崎の心臓を貫いた






もう仲間なんぞ関係ない


俺はあと少し、この秘密を守り抜く

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