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第71話 過去編第4話 ページ27

山南は逃げる気もなさそうに、茶屋にいた

貴方「何故ってなんだよ、てめぇが逃げたりするから!!」


山南「…そうですか、私はてっきり沖田君が来るものかと」

貴方「なんでだよ、土方の考えがわかるってか?」


山南「えぇ、でもこれでいいのですよ私はいずれ死ぬ運命」

自分の手を見つめ、悲しく笑う


貴方「山南さん、病気なのか?」

山南「えぇ、それを沖田君にもうつしてしまいました」


そういうことか、では何故切腹を選ぶ?


貴方「死ぬ時まで武士で逝きたいか…まぁいい俺には関係のないことだッ
総司が来る前に行くぞ」

山南「いや、私はここで沖田君を待ちます。貴方は速く屯所に戻りなさい」


クソがッ


貴方「こんな時だけッ」


前の、あの温かい山南かよッ


こんな運命俺は知らねぇよ、どっかの物語のような









山南「介錯は沖田君にお願いしたい」


沖田「私ですか?…わかりました」



土方からやはり切腹を命じられ、幹部らからも土方を「鬼」と騒がれた

平助「あれは本当の鬼だぜ、なんで山南さんが死なねぇといけないんだよ!!」

永倉「くそっ法度で幹部まで切腹かよ、こんなの聞いてねぇよ!!」


貴方「もう黙れよ!!頼むから…もう言うなッ」


「…すまねぇA」


俺を女だと知っている幹部らはひいきする
そんなんじゃねぇ、俺が求めてんのは違う、


近藤「もう始まる、お前等も見た方がいい」






明里「いややッ!!なんで死なんといかんのやッ!!」








山南「…ごめんなさい明里」


土方「クッヅッ」

近藤「…すまん山南君ッ」








その死様は、散る花のよう

貴方「…これが武士というものか?」

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冬風青(プロフ) - 相馬いいですよね、おれも好きです。菅野文さんの漫画に出てくるんですけど相馬×野村利三郎がめっちゃかっこいいです!「北走新撰組」 (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
冬風青(プロフ) - を持ってなくて......同じくめっちゃ欲しいんです。因みに薄桜鬼ミュージカル行けるようになりました!めっちゃ嬉しいです! (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
冬風青(プロフ) - ヒスイさん» 薄桜鬼のゲーム持ってないんですよ.....まずpsp? (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 後、相馬さんにはまりました。北翔伝聞いて可愛いな~と思いました (2014年12月4日 21時) (レス) id: 7896ffd939 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - こんばんは。久しぶりにコメします(笑) 小説読んでいて大阪城行きたいな~と思いました。テストが終わり今は黎明録見てます。あの、薄桜鬼のゲームって持っていますか?買おうか迷っていて… (2014年12月4日 21時) (レス) id: 7896ffd939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冬風青 | 作成日時:2014年9月27日 11時

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