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第65話 狼、神谷道場にて ページ21

「随分ないい草だなオイ、これでも池田屋をはじめ戊辰、西南と多くの
死地をくぐり抜けてきた身…新選組の中では唯一人
不死身と呼ばれた男なんだがな」


斎藤「雪代縁との関りを問い質しに来ては見たが問うまでもない
仲は最悪の様だな」

此奴の新しい仕事はこれか、随分仕事の早い奴だ

相楽「オイこら!!生きてんならとっとと知らせに来いってんだよ」


斎藤「そういうなら黒羽に聞いたらどうだ、京で顔を合わせたが?」

相楽「黒羽!!なんで話してくれなかった!!」


これがバカというのか

貴方「俺は京都にいたんだよ、それに斎藤がお前と仲が良かったとはしらねぇもんでな」


斎藤「フンッまぁいい、それより事情が分からない、説明しろ」


相楽「あッ?まだ聞くことがあんだよ!!」

恵「いいわ、私が話してあげる、その代り剣さんに力を貸してちょうだい」

斎藤「そいつは御免だ、俺が刀を振るうのは俺の正義のためだけだ
要求は却下、説明だけ手短に話せ」


随分固い奴だ


「刀を取れ抜刀斎!!!」

化物はよく騒ぐ、弱い奴ほどよく騒ぐ

貴方「…俺が戦ってやるよ、どっちにしろ雪代縁を俺1人で殺せるとは思わない
お前と戦わせ、お前が弱ったところで兄弟仲良く俺が殺す。
その女と今の内仲良くしてな」

薫「なっ」


緋村「黒羽はいい!!女子の体に傷がついてしまったら…」

なんだよ、俺が女だと知った瞬間それかよ

斎藤「お前性別ばれたのか、珍しいこともあるんだな」

貴方「黙れ」



緋村「さっきの声はやはりお前だったか…」

斎藤「お前はあまり動じないんだな」


自分が女であることに口惜しさを覚えたのは久しぶりだ
刀を握りずっと眺めているといつの間にか斎藤が化物の戦っていた


手足が長いと言っても狼には叶わなかった


そして残る敵はただ1人


相楽「オイ今の内に言っておくぜ、ここから先戦うのはあの二人だけ
二人だけで決着を着けなきゃ意味がねぇ戦いだ
結果がどうなろうと絶対に手ェ出すんじゃねぇぞ」


相楽は斎藤に話したつもりなのか、それとも俺にも話したのかわからないが
腹は立つものだ


貴方「…俺は、俺は彼奴を殺していいんだろ?斎藤」


斎藤「やはりそうか…お前の目がおかしいと思ったんだ
沖田君を殺したのは雪代縁なのか」


貴方「あぁ、抜刀斎が事を片付けると言っていたが、無理だろう」

第66話 刀を抜く俺の姿→←第64話 俺の正体



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冬風青(プロフ) - 相馬いいですよね、おれも好きです。菅野文さんの漫画に出てくるんですけど相馬×野村利三郎がめっちゃかっこいいです!「北走新撰組」 (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
冬風青(プロフ) - を持ってなくて......同じくめっちゃ欲しいんです。因みに薄桜鬼ミュージカル行けるようになりました!めっちゃ嬉しいです! (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
冬風青(プロフ) - ヒスイさん» 薄桜鬼のゲーム持ってないんですよ.....まずpsp? (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 後、相馬さんにはまりました。北翔伝聞いて可愛いな~と思いました (2014年12月4日 21時) (レス) id: 7896ffd939 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - こんばんは。久しぶりにコメします(笑) 小説読んでいて大阪城行きたいな~と思いました。テストが終わり今は黎明録見てます。あの、薄桜鬼のゲームって持っていますか?買おうか迷っていて… (2014年12月4日 21時) (レス) id: 7896ffd939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冬風青 | 作成日時:2014年9月27日 11時

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