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第57話 存在 ページ13

葵屋へ戻ろうと道を歩いていた


緋村「あ…黒羽」

貴方「抜刀斎…お前も墓参りか」

逆の方向から、歩いてきた抜刀斎の手には水


緋村「そうでござる、黒羽もでござるか」

貴方「まぁな、俺もお前もそう変わんねぇんじゃねぇかァ?」


その十字傷、長州の密偵に行ったとき噂になってたぜ

貴方「…15歳で祝言、か」


その一言だけ聞いたが、何となくわかる

貴方「まぁ、俺が知ってんのはこれだけだ、さっさと帰ろうぜ」







緋村「…!!あ、あぁ」

え、俺は今なんて…

「帰ろう」

そうだ、今は気分がいいんだ。久しぶりに京に来て、墓参りもでき…



「剣心!!」

薫「…と黒羽さん」


付け足した感じは何なんだろうか
まぁ、その気遣いは感謝しねぇとなァ

緋村「こんなところで4人そろって何事でござる?」

相楽「別に何って程でもねぇよ、お前等の方こそ朝早くから出かけて
どこ行ってたんだ?」


緋村「おろ?あぁ、拙者たちは其々知人の墓に参って…
先ほど、そこで丁度あっただけでござるよ」


抜刀斎が相楽の質問に答えた時、神谷の目が見開いた


薫「今剣心「おろ」って…」

「おろ?」

薫「ほらまた!!確かにおろって!!」


急にどうしたというのだろうか


「随分久しぶりじゃねぇかその台詞!!」

「なんか1年半くらい聞いてなかった気がするぜ!!」


そういってこいつ等は抜刀斎を蹴ったり、笑ったりした
それを見て、女二人は幸せそうに見ていた


貴方「嬉しいのか…抜刀斎が戻ってきて…」




そのまま、俺がいないような会話で葵屋へ向かった

第58話 ここにいる意味→←第56話  酒と墓



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冬風青(プロフ) - 相馬いいですよね、おれも好きです。菅野文さんの漫画に出てくるんですけど相馬×野村利三郎がめっちゃかっこいいです!「北走新撰組」 (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
冬風青(プロフ) - を持ってなくて......同じくめっちゃ欲しいんです。因みに薄桜鬼ミュージカル行けるようになりました!めっちゃ嬉しいです! (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
冬風青(プロフ) - ヒスイさん» 薄桜鬼のゲーム持ってないんですよ.....まずpsp? (2014年12月4日 21時) (レス) id: dc78d8f89d (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 後、相馬さんにはまりました。北翔伝聞いて可愛いな~と思いました (2014年12月4日 21時) (レス) id: 7896ffd939 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - こんばんは。久しぶりにコメします(笑) 小説読んでいて大阪城行きたいな~と思いました。テストが終わり今は黎明録見てます。あの、薄桜鬼のゲームって持っていますか?買おうか迷っていて… (2014年12月4日 21時) (レス) id: 7896ffd939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冬風青 | 作成日時:2014年9月27日 11時

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