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お菓子や軽食をお皿に乗せるだけでも一苦労だった。
なんというか…洋菓子、和菓子だけじゃない。
小さなサンドイッチやハンバーガーとか…もうアフタヌーンティーだ。
…というか、これがそもそもアフタヌーンティーよね!?
お茶しましょう、って…一般庶民の私からしてみればどこかのファミレスや喫茶店で店員さんに注文して…って感じよ。
瑶太と菖蒲とケーキを食べた時も、そんな感じだったし…
あそこはあそこで、楽しくお喋り出来る様にと、席と席の間を壁で隔ててたから…
うん…楽しかったな。
「あら、こちらは初めて見ますわ」
「新作です。今このドリンクをお勧めしております」
「ではこれを1つ」
「ホットとアイスどちらになさいますか？」
あ、桜子様、もうドリンクの所にいるわね。
私も早く決めましょ。
「あ、花梨様」
「桜子様。すみません、選ぶのに時間かけてしまって」
「気になさらないで下さいな。花梨様は何をお飲みになりますの？」
「えっと…」
しかし…紅茶も珈琲も、種類豊富だなぁ…
今までは瑶太に決めて貰ってたし…瑶太の好みに合わせたい！って考えだったからな。
「……！」
紅茶にしようかと思い、茶葉を選んでいたら…とある名前に目が入ってしまった。
それをうっかり桜子様に見られ…何を思ったのか、桜子様は従業員の方に「それ」を注文する。
「おかわりもご自由に出来ますからね」
「は、はは…」
そういう事じゃなくて…と言おうにも、もう頼んで下さった以上は仕方ない。
席に着き…その飲み物に目をやる。
私がうっかり見てしまったもの、それを桜子様が善意で注文して下さったのは…
「柚子の和紅茶…」
「ふふ、噂通り、本当に花梨様は柚子様を…」
「噂…？」
桜子様はラテを1口飲む。
うーん…なんて優雅なの。
しかし、噂…？
「花梨様が、柚子様へのこれまでの行いを悔いているのは、鬼の一族の間では周知させていただいてますわ」
「えっ…!?どうして…私はお姉ちゃ…いえ、柚子様を……」
「…少なくとも私の前では、柚子様…お姉様に対してその様な堅苦しい呼称は不要です。いつも通りでよろしいのですよ」
桜子様はやんわりと…しかし鬼の威厳と言うべきか、Noと言わせない空気に変えた。
しかし…流石に「お姉ちゃん」はな…
「…でしたら、姉の事は今後「姉さん」と呼ばせていただきます」
「もう、それもお堅いですわ。でも…少し表情が柔らかくなりましたわね」
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シャリファ(プロフ) - はい瑶太がなんかやらかすフラグ‥もう原作もしも花梨が改心してもあんま意味なかったかもですね (2月13日 8時) (
レス) @page33 id: 8b3e245298 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 氷柱さん» もちろん、わかっています。後のお楽しみっていうのがありますし。 (2月13日 7時) (レス) id: e1f8464f5a (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - 真理さん» 一先ず両親が原作通り地獄に堕ちるのは確定です。瑶太と菖蒲と後何人かにはどんどん破滅・地獄フラグを建たせていく予定です。それが各々フラグが折れるor破滅ENDを迎えるかまではまだ言えませんすみません。 (2月13日 2時) (レス) id: 454fdc4e71 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 氷柱さん» まぁ、そうですね・・・。改心してくれればそれでいいです。瑶太は両親と共に地獄に堕ちて欲しいですけど。 (2月12日 23時) (レス) id: 211f054fc3 (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - 真理さん» ご丁寧にありがとうございます。茉莉に関してはこの後重大な鍵を握るキャラではあります。確かに茉莉は頼もしい設定ではあります…が、今言えるのはそれだけです。尚、花梨の友達・菖蒲に関しては瑶太と共に痛い目に合う予定です。友達想いの妖狐女子だとは思いますが。 (2月12日 21時) (レス) @page31 id: 063141ba5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷柱 | 作成日時：2023年12月7日 14時
