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「…ま、そんな所じゃ。本当の意味でしっかりの反省して心を入れ替え、今後は鬼龍院家の次期当主とその花嫁に危害を加えるな、という忠告をしに来たのと…
此度、茉莉もかくりよ学園に編入する事が決まったから、その時は仲良くしてくれ、という妾の個人的なお願いじゃ」
「は、はい…！」
こんな綺麗な…前世のお姉ちゃんを思わせる様な人と…！
「絶対に無理です！」
瑶太、ハッキリし過ぎ…！
「いや…瑶太。ここは嘘でも…」
「無理なものは無理だ…！」
「やれやれ…ほんに反省しておるのか？」
「まぁまぁ。仕方ありませんわ。私は私で彼に酷い事しましたし」
そんな訳で、撫子様と茉莉様は帰宅された…
「……」
私は私で、帰宅した方が良い…よね。
「あの…私、そろそろ―――」
「花梨様！」
「ツツジちゃん？」
ツツジちゃんが申し訳なさそうな顔で、私に頭を下げる。
「どうかしたの？」
「それが…今、他の者が花梨様の自宅を様子見しましたが…どうも花梨様の両親は、まだ帰られてないみたいで…」
「え…？帰ってきてない？お父さんは仕事で、お母さんは買い物とかじゃなくて？」
「はい…家の中、なんだか少し薄汚れて…」
「………」
まさか。
「鬼龍院家を突き止めて、お姉ちゃんを連れ出そう…とか？」
「…その可能性が高いです。まだ昨日の事なので何とも言えませんが…多分、花梨様の食事やお風呂等も…満足に出来ないかと思われます」
「…お風呂は洗えば良いし、ご飯は適当にコンビニ……」
「いけませんっ！」
「!?」
「花嫁様は大切な存在です！お風呂洗いは私達の仕事ですし、食事の用意も私達の仕事です！というか、育ち盛りの人間の高校生がそんなもので済ませるなんていけません！」
女子高校生は…もう十分育ってるとは思うけど…人によりけりかしら。
「という訳で花梨様は今日もここでゆっくり過ごして下さいませ！」
「え!?…ええ!?」
「ここは花梨様の本来の家でもあるのですからね！」
確かに私は瑶太の花嫁である以上、ここは私の家でもある……のかしら。
「おい、狐森ツツジ。俺の花嫁に近付き過ぎだ。馴れ馴れしい態度はやめろ」
ツツジちゃんの苗字コモリっていうのね…じゃなくて！
「そんな良いじゃない瑶太。私達友達だし！」
「花梨がそう言ってるから一先ずは目を瞑るが…お前は友達である前に主従関係を意識しろ」
「はい…」
…もう闇しか感じられないわよ。
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シャリファ(プロフ) - はい瑶太がなんかやらかすフラグ‥もう原作もしも花梨が改心してもあんま意味なかったかもですね (2月13日 8時) (
レス) @page33 id: 8b3e245298 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 氷柱さん» もちろん、わかっています。後のお楽しみっていうのがありますし。 (2月13日 7時) (レス) id: e1f8464f5a (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - 真理さん» 一先ず両親が原作通り地獄に堕ちるのは確定です。瑶太と菖蒲と後何人かにはどんどん破滅・地獄フラグを建たせていく予定です。それが各々フラグが折れるor破滅ENDを迎えるかまではまだ言えませんすみません。 (2月13日 2時) (レス) id: 454fdc4e71 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 氷柱さん» まぁ、そうですね・・・。改心してくれればそれでいいです。瑶太は両親と共に地獄に堕ちて欲しいですけど。 (2月12日 23時) (レス) id: 211f054fc3 (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - 真理さん» ご丁寧にありがとうございます。茉莉に関してはこの後重大な鍵を握るキャラではあります。確かに茉莉は頼もしい設定ではあります…が、今言えるのはそれだけです。尚、花梨の友達・菖蒲に関しては瑶太と共に痛い目に合う予定です。友達想いの妖狐女子だとは思いますが。 (2月12日 21時) (レス) @page31 id: 063141ba5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷柱 | 作成日時：2023年12月7日 14時
