【イナGO】風丸一郎太の幼馴染み、ﾄﾘｯﾌﾟしました。

35，気付いた真実。 ページ37

皆、悔しそうな表情。

　やっぱり、負けたくないんだ。
　絶対、本気出したら勝てる相手だから、なおさら。

　再び、ポジションにつく。

　
────ﾋﾟｰｯ


　開始早々、速水がボールを奪われる。
　もちろん、わざとだろう。

　天馬くんが、上がっていくがかわされる。

　相手の７番は、ゴール前。
　味方９番へセンタリングした……が、信助くんがカット。


信助「渡すもんかぁ！」

神童「信助！」

信助「キャプテン！」


　神童へと、パス。

　しかし、奪われる。

　勢いづいた(調子に乗ってきた)栄都は、
　雷門を翻弄……しているように見せる。

　そしてまたまたゴール前。

　またまた決まるシュート。
　迷うくらいなら、止めればいいのに。

　0-2。

　そろそろ、天馬くんも気づき始めちゃうかな。

　その後は両者得点はなく、前半が終了。

.

.

.

　ベンチでも、重たい空気は続く。

　そんな空気を破ったのは、天馬くんだった。


天馬「どうしてあんなプレーしたんですか」


　一斉に皆が、天馬くんをみる。


天馬「三国先輩も、車田先輩も、天城先輩も、南沢先輩も、霧野先輩も、倉間先輩も、速水先輩も、浜野先輩も！」


　天馬くんが、神童に歩み寄る。


天馬「キャプテン！どうして本気で戦わないんですか！」

A「ちゃんとプレーしたら、栄都の守りなんて崩せるのにね」

「「「「!!」」」」

天馬「この試合、負けてもいいんですか!?」

音無「いいのよ」

天馬/A「「!!!」」

音無「この試合は最初から、3対0で雷門の負けが決まっているのよ」


　フィフスセクターの管理サッカーについて説明を始める春奈ちゃん。

　淡々と話しながらも、哀しそうな表情をしていた。

36，その言葉を。→←34，管理サッカー。&ちょっとした質問。

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーイナキャラ(イナGOも含)たまに増えるw

アイキュー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す