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「だけどさ･･････」
｢自ら巨人化したつもりはないのにその時思いっきり先輩たちから刃を向けられ信用性がなかったのかと傷ついた･･････――ってとこ？｣
｢なんでお前･･････もしかして兵長との話聞いていたのか？｣
───────そんな奴らだから俺は選んだ────
あぁまた思い出してしまった。
最初から知っていたはずだ。
リヴァイ班はリヴァイ自ら指名されて集まったと。
でも私は指名されたわけでなくエルヴィンに行けと言われた。
ほかの班員と同じようになれるわけがなかったんだ。
今ここにいるリヴァイ･分隊長･リヴァイ班たちの絆だの仲間だのは私にはないものだ。
リヴァイといるとよくわからぬ気持になるのもこれが原因であったりするのだろうか。
――こんな事を考える自分が一番面倒くさくて吐き気がする。
｢さぁね。エレンの好きに考えて。でほかに何か用あるの？｣
｢さっきさ会議に入ってったとき俺がやってないってこと信じてもらえてそしたら先輩たちがいきなり手をかんだんだ｣
｢ごめんちょっと意味わからない｣
｢俺を疑ったバツだって。これからは信じるからわたし達のことも信じてって言われた｣
｢そう。よかったね。なら私からもひとつ質問いい？｣
｢なんだ？｣
｢そんなこと言われてなんで嬉しそうじゃないの？むしろ泣きそうだよ｣
｢お前はすごいな――確かに信じてもらえるのは嬉しいし信じたい。けど･･････それは俺の居場所を守ってるだけな気がして｣
｢ただ純粋に信じてくれる人を利用しているみたいで嫌だと？｣
｢でも･･････っ･･････もうっ、化け物扱いは、っ嫌なんだ･･････――｣
そう言いながら静かに涙を流すエレン。
初めて巨人化したその日から審議所でもボロボロにいわれ、今に来てこの状況。
さすがのエレンでも堪えたらしい。
けれど、私はエレンを化けものなんて思わない。
｢エレン、信じる信じないに関してはすべてエレン自身だから私は何も言えない。けどね一つ言えるのはエレンは化物なんかではないってこと｣
慰めの言葉なんか今のエレンには逆効果だろう
なら思っていることを直接言うまでだ。
｢世間一般で見れば巨人は恐れるもの、憎むべき対象だ。でもエレンは人間でしょ？自分でも人間と思っているんでしょ？エレンがいなきゃ人類は絶滅する。唯一阻止できるかもしれないのがエレンなんだよ。そんな人を化物扱いなんてしない。少なくともわたしは絶対しない｣
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history(プロフ) - リリーさん» ありがとうございます！ (2014年7月16日 17時) (
レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
リリー - 面白いです！これから続編読みに行ってきます！( ・＿・)ヾ (2014年7月16日 16時) (レス) id: c496c91bc4 (このIDを非表示/違反報告)
history(プロフ) - 不音 鈴さん» ありがとうございます 頑張って更新していきます (2014年4月5日 21時) (レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
history(プロフ) - カルラ*さん» ありがとうございます 頑張って書いていきたいと思います (2014年4月5日 21時) (レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
不音 鈴 - 面白いです次をすごく待ってます (2014年4月4日 17時) (レス) id: 12b00b42d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｓ | 作成日時：2014年3月4日 20時
