検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:4,205 hit

しろいやさしさ ページ3

すきすきすきすきすき。

まだまふが帰ってきてないことを

いいことにソファーに寝転がって

Twitterのトーク会レポを見ながら

あしをばたばたさせる

『んなぁああ!!はずれたのまじでつらすぎる
ねぇー。なんでこんなかわいいことしちゃって
くれてんの。うわぁあしにたぁーぃ。うぬぬぬ。』

私の顔はきっとりんごくらい赤くなっていて、

すかーとはきっとめくれているだろう。

でも、仕方ない。

こんな可愛い姿を私の知らない

不特定多数に見せちゃてるなんてもう

むりむりむりむりむり。ぅう。

まふと一緒に住んでるだけで

普通より幸せなことなのに

ましてやまふの彼女なんて

もう世界一幸せなくらいなのに。

あぁ。やんでれみたいわたし。

迷惑だろうなぁ。はぁ…

そろそろキりたい。

めのまわりを服の袖で擦りながら

リビングから自分の部屋に移動して

ペン立てからそれを、おもむろに取り出す。

純白のかけぶとんが

ぐしゃりとまるまったベットと

しろいグッズが並ぶ棚

通称神棚の間にうぅ。と唸り声を上げながら

体操座りでぴったり挟まって

まふの歌って色についてが多いっけとか色々……

あおたすあかはむらさき。

でもそんな簡単に感情は綺麗な色にならないよ。

混ざり混ざって汚くなって、、、

これで何度目だろう。

カカと音を立てながら

刃を出せば何やらしろい付箋が引っ付いていて

『っなにこれぇ…』

--------------------------------------------------
ボクが帰ってくるまで使っちゃだめ。
--------------------------------------------------

『こんなことされたらもう出来ないじゃん。』

私がこうなるって予測して

こんなことするのが彼らしいななんて

思いながらリスナーさんが知らない

彼がまた少しだけ知れて笑みが零れた

↓→←↓



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
設定タグ:歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちこ。 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年8月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。