180.Don't stop ページ6
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翔「やっぱ、教師失格だわ……俺(笑)」
そう呟いて
先生がバツの悪さを隠すみたいにリビングから出て行いく
行かないで、って
もうちょっとだけ側にいて、って思うのに
言葉には出来ずにいた
もどかしい私の気持ちは
最後まで胸の奥にしまわれたまま────
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先生に借りたTシャツの裾をぎゅって掴まえて
たった今まで手の中にあった幸せを握りしめていた
『先生だから』とか『生徒だから』とか
そんなしがらみなんて消えてしまえばいいって思うのに
やっぱりその関係は消えることはないんだろう────
私はどうして『先生』なんて好きになってしまったんだろう
最後まで報われない想いなら、最初から好きになんてならない方が
きっと幸せだったかも知れないのに────
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乾いた制服のブラウスを抱えて、先生がリビングへと戻ってきた
「やっぱ、シワんなっちゃったなぁ。」って私の前でブラウスを一度広げて「はい。」って手渡した
翔「制服に着替えたら、本当に教師と先生……だな。」
A「…………です、ね……。」
言葉にされると、それはチクチクンって胸に突き刺さる
言って欲しくない言葉なのに、櫻井先生は
わざとみたいにそんなことを言う
着替えたら、こんな時間も終わり
着替えなきゃ、まだもう少し────
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テーブルに置かれたアイスの空箱を見つめて
嘘みたいな時間を胸の中で反芻してた
ほんの短い時間で起きた、櫻井先生との時間
たぶん、今までの中で
一番ドキドキしてた時間
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A「着替えたら……帰ります……。」
翔「ぁ……そっか……うん。」
受け取った制服のブラウスをぎゅっと握りしめて、寂しさの残るままそう呟いた
もう少し────
雨が止むまでここにいたいって言えたらいいのに
引き止めてくれない先生には、そんなことを言える勇気も無かった
翔「じゃぁ、あっち行ってるから。」
そう言って隣の部屋に消えた先生の背中を目で追って
どうしようもなく切ない気持ちが私の中には溢れ返っていた
制服のお洗濯が終わるのがもう少し遅ければ────
そんな気持ちだってどっかにあるのに
先生が私の気持ちを焦らすみたいに、その先へ進むことをあっさりとやめた
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四葉(プロフ) - まこさん» 悶々とするほど焦らしプレイなんですけど( ＊｀艸´)雅紀くんのモノだとわかっていながら手を出そうとする櫻井先生の気持ちが分からなくなってきた最近(笑) (2015年8月29日 23時) (
レス) id: 73b16fcbfe (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - ま、ま、丸山くん！いいキャラしてる！笑 目配せしてくる辺り確信犯な先生も私は好きですよ！！！(←外野の野次入ります) この夏の合宿何が起こるかわからな〜ぁいけどミラクルボーイ相葉くんもまだまだわからな〜ぁいって四葉さん焦らさないで！！！ (2015年8月28日 4時) (レス) id: d776a395e1 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - 奈々さん» ありがとうございまーっす☆具体的なラストシーンは考えてないんですけど（←ヲイ）ラストのイメージだけはあります(笑)最後までよろしくどうぞー！ (2015年8月26日 23時) (レス) id: 73b16fcbfe (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - haruさん» 丸山……まさかのモーホー……？それは全くもって考えてなかった(笑)まだ出てきてないサトシがオネェだったら……とかはちょっと考えたけど(笑) (2015年8月26日 23時) (レス) id: 73b16fcbfe (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - 和紀☆さん» 合宿でナニさせよっかな〜(〃艸〃)←考えてないんか！一つ屋根の下櫻井先生と雅紀くんの火花が散ってもいいんだけど、雅紀くんに隠れて先生とイチャイチャするのもいい(笑) (2015年8月26日 23時) (レス) id: 73b16fcbfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四葉
作成日時：2015年7月22日 20時
