185.URA・HARA ページ11
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薄闇に響いた轟音は、あっという間に遠のいていて
照明の瞬く音とテレビの起動の音が
停電が復旧したことを知らせてくれていた
ぼんやりとした闇に包まれていた二人の影はハッキリとその姿を映し出しているのに
私を包んだ腕は解かれることもないまま尚もまだ抱きしめていた
視界が広がると恥ずかしさも一気に広がって
停電の時とは違うドキドキが体の中を埋め尽くしていた
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A「せんせ……っ//電気つきましたよ……？」
翔「……ぇ、あぁ……(笑)うん。知ってる(笑)」
A「手……っ//」
翔「役得だからもうちょっとこのままでもいいかな、つって(笑)」
A「でも……っ//」
翔「こんな雨の日ならずっと続いててもいいのにな(笑)」
私を包み込んだ先生の胸が、クスクスと笑いながら揺れる
腕の中から先生を見上げると、さっきと同じように
柔らかな視線が私を見つめていた
治まることを知らないように、ドキドキが加速する
私の思いを言ってしまえば、もしかしたら楽になるんじゃないかって
ぐっと胸に手を当てて、ごくんと唾を飲み込んだ
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A「せんせ……っ、わたし…先生のこと……//」
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勇気を出して言ってしまおうと決心したのに
その言葉の先を塞ぐように、先生の指先が私の唇に触れた
次の瞬間には、柔らかく私を見下ろしていたはずの視線がどこか憂いを帯びたものへと変わって
抱きしめられていた腕の力は、するりと解かれていった
A「……せんせ……っ。」
翔「相葉に……連絡でもしてみたほうがいいじゃないか？」
A「……え？」
翔「雨も強くなってきたしさ？雷は……過ぎちゃったけど、二宮んちにいるんだろう？」
A「そ……ですけど……。」
翔「こんな日なら心配の電話1本でも入れたら、彼氏としては嬉しいんじゃないのかな？」
A「…………っ。」
離れた腕は私の頭をポンと撫でて
まるで何事も無かったかのように、先生ははにかむような笑いを浮かべてた
どうして今、雅紀くんの話なんてしたのか私には分からなくて
へこんだ気持ちを隠すこともできずに
きゅと唇を噛み締めてうつむくことしかできなかった
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四葉(プロフ) - まこさん» 悶々とするほど焦らしプレイなんですけど( ＊｀艸´)雅紀くんのモノだとわかっていながら手を出そうとする櫻井先生の気持ちが分からなくなってきた最近(笑) (2015年8月29日 23時) (
レス) id: 73b16fcbfe (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - ま、ま、丸山くん！いいキャラしてる！笑 目配せしてくる辺り確信犯な先生も私は好きですよ！！！(←外野の野次入ります) この夏の合宿何が起こるかわからな〜ぁいけどミラクルボーイ相葉くんもまだまだわからな〜ぁいって四葉さん焦らさないで！！！ (2015年8月28日 4時) (レス) id: d776a395e1 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - 奈々さん» ありがとうございまーっす☆具体的なラストシーンは考えてないんですけど（←ヲイ）ラストのイメージだけはあります(笑)最後までよろしくどうぞー！ (2015年8月26日 23時) (レス) id: 73b16fcbfe (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - haruさん» 丸山……まさかのモーホー……？それは全くもって考えてなかった(笑)まだ出てきてないサトシがオネェだったら……とかはちょっと考えたけど(笑) (2015年8月26日 23時) (レス) id: 73b16fcbfe (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - 和紀☆さん» 合宿でナニさせよっかな〜(〃艸〃)←考えてないんか！一つ屋根の下櫻井先生と雅紀くんの火花が散ってもいいんだけど、雅紀くんに隠れて先生とイチャイチャするのもいい(笑) (2015年8月26日 23時) (レス) id: 73b16fcbfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四葉
作成日時：2015年7月22日 20時
