検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:6,856 hit

Valentine ページ7

【高杉said】




「おいAはどこにいる」





Aが鬼兵隊に来てから自室は用意してある。



幹部扱いであり、他と比べても広い部屋だ。もちろん寝具なども揃っている。








が、仕事以外の時間は俺の部屋にいることがほとんどで、夜も一緒に寝る。




今となってはどちらかが声をかけずとも自然とそうなる。







朝もAの起床時に一声かけてくれる


…のだが、今朝はその姿がなかった。








「Aさんなら食堂です」






食堂か…と目的のほうに目を向けると、流れるように隊員が溢れている。





何事だか俺には理解できなかった。







「今日は随分と賑やかでござる」





「万斉こりゃァ何の騒ぎだ」






「行ってみれば分かる」





「Aに美味かった」と伝えてほしいと加えられ、さらに訳が分からなかった。







口元に笑みを浮かべ、ハッキリとしない返答に若干の苛立ちを覚えながらも




未だに込み合う食堂に足を運んだ







「え?私にもあるんスか」





真っ先に聞こえたのは来島のはしゃいだ声だった。





「もちろん。友チョコってやつ?」




それに続いたのは愛おしい彼女の声









「凄い量っスね…」

Valentine2→←HappyΝewYear3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 高杉晋助 , 澪桜
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:澪桜 x他1人 | 作成日時:2017年12月26日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。