星階級はまさかの！？編3 ページ30
ベアと一緒に薪を割って、休憩にお茶をしていたその時、ペルソナが現れた。
ベアはペルソナから俺を守るかのように立ちはだかった。
その時のベアの目は哀しげで、過去にこういうことがあったのかもしれないな。
だけど……………。
『ごめん、ありがとう。』
そう笑って言い、俺はベアの元を去った。
言わなかったけど、本当に嬉しかった。
大切だからこそ、迷惑は掛けない。
「任務の前だが、校長がお呼びだ。
行きなさい。」
『はい。』
俺ってそういえば、校長と会いすぎじゃないのか？
校長室はいつみても立派だな。
『失礼します、レイです。』
「入りなさい。」
『…ご用件は何でしょうか。』
早く帰って寝たいな。任務で寝れない日が続くし。
「まあそんなに急がずに、ゆっくりしていきなさい。」
ゆっくりなんかしたくねえ！
「今日星階級が決まりましたね。」
『星無し………でしたか？』
「そうですよ。でも、佐倉蜜柑が星無しな訳で、レイは決まって無かったね。
レイにはこのスペシャルの幹部生バッチをあげましょう。
レイのときは優遇されるようになってます、後部屋は日向棗の部屋の隣にありますから、二部屋あることになりますが好きに使って下さい。
お金は、任務と合わせると結構な額のお金になるので、このカードに入れておきますね。」
渡されたカードは黒に金字で端っこにナンバーが記載されていた。
く……黒い。
なんかこれも金掛ってそうだなあ。
日向の部屋の隣かあ。まあ大丈夫だろ。
『ありがとうございます。
それでは失礼しました。』
「またおいで。」
誰が行くか!!!!!!!!
あんな終始笑顔で腹ん中では何考えてるか分からないやつと一緒に居るのなんてごめんだね。
やっぱどうもあの校長苦手だ。(正直言うと殺したいわ)
「あの人格好良くない？」
「思った。でもあんな人この学園に居たっけ？」
「初等部校長室から出てきたってことは初等部の生徒かな？」
俺はこの時の姿を見られていたなんて、ましてやこんな会話がされていたなんて知るよしもなかった。
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リリー - とても、面白いから続きが読みたいです！更新、お願いします！ (2020年7月16日 9時) (
レス) id: 4d917e9e4b (このIDを非表示/違反報告)
リクエストしたい！ - え？何これオモロ。リクエストしにきます！ (2019年10月16日 17時) (レス) id: d7e9dfc461 (このIDを非表示/違反報告)
リリアーネ - 続きお願いします！！！ (2019年6月15日 21時) (レス) id: 9c648712fd (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ - 黒猫さん、ファイト！！他の作品も読みました、最新お願いします！！！ (2019年5月30日 20時) (レス) id: 9c648712fd (このIDを非表示/違反報告)
ラン - 原作も面白いけど、こっちの学ありのミカンかっこいい続き期待してます (2019年4月4日 17時) (レス) id: 9c648712fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋兎 | 作成日時：2019年4月3日 18時
