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「なっ…何で……恵を知ってるのですか…」
リドル「!…知り合いなのか?恵と…」
「友達で同級生なんです…私と同じ呪術師をやっているんです…」
リドル「あの時…ボクがオーバーブロッドした後…ボクの中にメグミと名乗る人が現れたんだ…」
先輩が言うには、先輩の心の中に恵が現れ自分の過去をリドル先輩に話たらしい…
リドル「――と言う訳なんだ」
「そ、そうだったんですか…」
リドル「それから、メグミが君に伝言を預かってる」
「え?」
恵が?
リドル「”頑張れ”…って」
「!…そ…そうですか」
ヤバイ…涙が出そう…
恵…どうなったんだろう…
リドル「……あの時は、ごめんなさい。」
「え?」
リドル「前も謝ったけど、また改めて謝りたくてな……」
「気にしてないと言えば噓になります。ですが、もう過去の事です。
これからもよろしくお願いします。」
リドル「ありがとう………
ハーツラビュル寮の寮服とても似合ってるよ…A」
私は涙をこらえて、リドル先輩にお礼を言う
「ありがとうございます。先輩」
リドル「っ///…」
私はリドル先輩の手を引き、トレイ先輩達がいる場所に行く
「行きましょう!リドル先輩」
リドル「!うん…!」
恵…私、また呪術師をやりながら生きて行くと思うけど…頑張るよ…!
絶対に死ぬんじゃないよ…
生きて津美紀さんの呪い解きなよ…!
恵!
*
【サバナクロー寮・レオナの部屋】
ラギー「あーあ、良いなぁ。ハーツラビュルの奴らは今日もご馳走食いまくりのパーティーらしいッスよ。
サバナクローにもそういう腹が脹れる伝統ないッスかねぇ」
レオナ「フン…晴れた日の昼間にケーキやらクッキーやら食いながら楽しいパーティーだ?
虫酸が走るな。
レオナ「それよりラギー、例の件だが……」
ラギー「任せてください。ちゃーんと準備進んでるッスよ!シシシッ!」
レオナ「アイツらが暢気に茶を飲んでられるのも今のうちだ。
気取ったマレウスの奴もな。覚悟しておけ……
フフフッ、フハハハハッ!ハハハハハ!」
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夜来香(プロフ) - 成類さん» 返信遅れてすみません!教えてくださってありがとうございます! (2021年10月12日 12時) (レス) id: fc48d9f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
成類 - 初コメ失礼します!ケイトの一人称は僕ではなく俺だったと思います。 (2021年10月11日 11時) (レス) @page12 id: 9f128687fb (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます! (2020年10月14日 1時) (レス) id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き楽しみにしてます! (2020年10月13日 22時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜来香 | 作成日時:2020年10月9日 21時