第参拾捌章 映画鑑賞 ページ36
【東雲side】
高専に戻り、黒の部屋着に着替えた後、硝子さんがいる医務室で手術を受けた
手術と言っても、宿儺に飛ばされた左腕の縫合だけどね。腕は硝子さんが保管してくれていたから安心だ。
手術は腕の神経も縫い合わせないといけないので、結構時間がかかった 大体1時間ぐらい
硝子「終わったぞ。A」
「ありがとうございます。硝子さん」
私は、くっついた左腕をすこしだけ上下に動かす
硝子「三日間、腕動かしてないから あんま動かすなよ。」
「わかりました」
もう一度、硝子さんにお礼を言い、医務室を離れ 久々に悠仁に会おうと思い 悠仁が匿われている高専の地下室に行く階段をおりる。
地下室は、天井は木材だが、壁は貯蔵庫みたいに煉瓦造りの空間。 明かりは蛍光灯ではなく、五つ以上の電球だ
物はごちゃごちゃと置いておらず、少し小さめのテレビとテーブル、二人か三人は座れるソファーが置いてあるだけのシンプルな部屋だ。
「悠仁元気？」
悠仁「お久ー！A、腕治ったんだ！よかったー！」
笑顔で出迎えてくれた悠仁の顔は殴られた後が沢山あって赤く腫れていた
「まぁね…って ボロボロじゃない⁉ どうしたの？」
悠仁「あー…これ」
”これ”と言いながら、学長お手製の呪骸(ぬいぐるみ)を私に見せてくれた
「あー…映画鑑賞かー 偶にだけど私もやってるよ」
悠仁「マジ⁉ Aもやってるの⁉」
「うん。因みに私も持ってるよ学長お手製のが」
私のは熊ではなく白いウサギの呪骸がある。見た目は可愛いぬいぐるみで今でもお世話になっている。
昔、呪力がコントロール出来ない時があったから学長に頼んで作ってもらったものだ
作ってもらった当時は嬉しくて呪骸を肌身離さず持っていた記憶が僅かながらにある
なんか悠仁を見ていたら、久々にやってみたくなってしまった…
「ねぇ、私も一緒にやっていい？」
悠仁「おう！いいよーいいよー 全然オッケー！」
すると、悠仁のお腹が鳴り響いた。鳴った後、私は少しだけ笑った。
悠仁「あ…// わっ悪い。腹減っちまった…//」
「んふふ…いいのよ。私も少しお腹減ったし、何か買ってこようか？」
悠仁「マジで⁉ いいの？」
「いいよー 悠仁は外に出られないし何か買ってくるよ」
悠仁「じゃあ！ええっとねー ピザと炭酸飲料系とーお菓子は何でもいいや！」
「判った じゃあ、買ってくるね」
そう言い、私は地下室の階段を昇って行った。
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夜来香(プロフ) - 花水木さん» そう言っていただけて嬉しいです！(o^^o) これからも頑張りますので宜しくお願いします！！ (2020年8月13日 13時) (
レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
花水木 - ヒロアカ×呪術。大好きです。特に夜来香さんの作品が好きです。面白いです。更新無理なさらず、頑張って下さい。 (2020年8月13日 12時) (レス) id: b6449f78e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 畢竟無さん» ありがとうございます！(^ ^) (2020年7月20日 11時) (レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
畢竟無(プロフ) - すごい面白いです！！続き待ってます！ (2020年7月20日 11時) (レス) id: f1eda83896 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - はにゃさん» ありがとうございます！ 更新が遅くなるかもしれませんが頑張ります！ (2020年7月9日 20時) (レス) id: de829f7fc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜来香 | 作成日時：2020年5月29日 22時
