第肆拾壱章 実力試験終盤 ページ49
【No side】
※一方、その頃……
甚爾は2人のプロヒーローを倒した後、戦った五階建てのビルから出て広場に向かった。
広場と言っても、車とかバイクが通る道路だ
甚爾が広場の中心であろう所に来ては、後プロヒーロー四人が何処にいるのかを確認するため、辺りをキョロキョロと左右前後に首を動かす
甚爾が四人を探すため辺りを見渡している間、プロヒーロー四人の内一人 A組の担任・相澤またの名をイレイザーヘッドはビルとビルの隙間にある裏路地におり、自分の武器ある捕縛武器を握りながら、甚爾の動きを伺っていた。
相澤がいる場所から甚爾までの距離は1キロも離れてはいない距離にいた。
相澤「(あいつは聞いた所、無個性。俺の個性はアイツには無意味…だから、捕縛武器で対抗するしかない)」
相澤はほんの一瞬だけ捕縛武器に目を向けた瞬間、道路のど真ん中に突っ立っていた甚爾はいなくなっていた。
相澤「っ⁉(消えた！？俺が目を離したのはほんの一瞬だけだぞ…！？)」
すると、相澤の後ろから銃の発砲音が響く
バァン！！！ バチッ！！
相澤「っ！？」
銃を握り、相澤に向かって発砲したのはさっきまで道路のど真ん中に立って辺りを見渡していた甚爾だった。
甚爾「意外と気配の隠し方上手かったぜ」
相澤「⁉(いつの間に…！)」
甚爾「その顔は動揺してんだろ？…俺の体はオマエらより特別なんだよ。だからオマエの居場所も判ってすぐ移動が出来た」
甚爾が言い終わる頃には相澤はスタンガン銃に耐え切れなくなり、気絶していた。気絶したのを確認した後、甚爾は相澤の手にカフスを付けた後、さっきまでいた場所に戻った。
戻った瞬間、甚爾の周りにはさっきまでなかった香りが充満していた。
甚爾は咄嗟に匂いを嗅がないように顔の下半分を手で覆うように隠すが、甚爾は少しだけ顔から手を外し、何の香りなのかを確認するために僅かながらに匂いを嗅いだ
甚爾「(睡眠薬の匂い…お香みてぇな匂いだな。…まっ、俺には僅かながらの毒は効かねぇ体質だし大丈夫だろ)」
そう軽い気持ちで道路に突っ立っていること、約数分。
個性が眠り香という能力を持ったミッドナイトが現れた
ミ「っ！？噓でしょ⁉私の眠り香が効かないなんて…」
甚爾「やっぱり眠り香だったか」
その瞬間、甚爾はミッドナイトの背後に回り込むと木刀でミッドナイトの脇腹に当て、気絶させた
バァン！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 344人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜来香(プロフ) - 花水木さん» そう言っていただけて嬉しいです！(o^^o) これからも頑張りますので宜しくお願いします！！ (2020年8月13日 13時) (
レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
花水木 - ヒロアカ×呪術。大好きです。特に夜来香さんの作品が好きです。面白いです。更新無理なさらず、頑張って下さい。 (2020年8月13日 12時) (レス) id: b6449f78e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 畢竟無さん» ありがとうございます！(^ ^) (2020年7月20日 11時) (レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
畢竟無(プロフ) - すごい面白いです！！続き待ってます！ (2020年7月20日 11時) (レス) id: f1eda83896 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - はにゃさん» ありがとうございます！ 更新が遅くなるかもしれませんが頑張ります！ (2020年7月9日 20時) (レス) id: de829f7fc5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜来香 | 作成日時：2020年5月29日 22時
