第参拾弐章 呪胎戴天 -弐- ページ12
【東雲side】
ポーチから巻物と黒い墨がついた筆を取り出し、鳥獣を描く。
「”術式鳥獣 虎・豹”」
青い墨で描かれた虎と豹が出てくる。
「此処にいる呪いを祓って欲しい」
そう指示した途端、虎と豹は呪物に噛みつき始める。
私は、札から呪具の桜雲を取り出し、呪物を祓っていく
此奴らは準一級や二級の奴ばかり…野薔薇は大丈夫だろうか…心配になって来た……
悠仁は恵が付いているし……大丈夫だろう……
※一方その頃……
東雲と釘崎が別の空間に飛ばされた後、虎杖と伏黒は特級呪物に格闘していた。
虎杖は特級と戦いながら自分の中にいる両面宿儺に力を貸して欲しいと頼んでいた
悠仁「(ここまで近づかれたらもう逃げらんねぇ 俺が死んだらオマエも死ぬんだろ それが嫌なら協力しろよ宿儺)」
虎杖は、身に着けていたベルトで左手首に巻き、止血する。
宿儺「断る」
悠仁「‼」
宿儺「オマエの中の俺が終わろうと切り分けた魂はまだ18もある。とは言え腹立たしいことにこの肉体の支配者は俺ではない 代わりたいのなら代わるがいい」
すると、両面宿儺はこんな事を云い始めた。
宿儺「だがその時は呪霊より先に伏黒を殺す。次は釘崎、最後は東雲と云う女だ。アレはお前らの中では一番強いし、一番楽しめそうだ。是非ともアイツを手に入れたい」
悠仁「んなこと俺がさせねぇよ！Aがオマエのモノに成るわけがねぇ！てかさせねぇ！」
隣で聞いていた伏黒も虎杖と同じ考えだった。
宿儺「だろうな。だが俺ばかり構っていると”それこそ仲間が死ぬぞ”」
すると、呪霊が二人に呪力を飛ばし、ケタケタと笑い始める。
悠仁「伏黒‼ Aと釘崎連れて領域から逃げろ‼ 3人が領域を出るまで俺が特級を食い止める。出たらなんでもいい合図してくれ そしたら俺は宿儺に代わる」
恵「できるわけねぇだろ‼ 特級相手に片腕で‼」
悠仁「よく見ろって、楽しんでる 完全にナメてんだよ、俺達のこと。時間稼ぎぐらいなんとかなる」
恵「駄目だ…‼」
すると、虎杖は笑顔で伏黒に頼む
悠仁「伏黒!!!! 頼む」
伏黒は、虎杖に云われた通り、東雲と釘崎を捜し始めた。
恵「”鵺”」
恵「(死ぬなよ 虎杖!!釘崎!!A!!)」
鵺を出した後、影で黒の玉犬を出す。
ズズ… ズルン
恵「Aと釘崎を捜せ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 344人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜来香(プロフ) - 花水木さん» そう言っていただけて嬉しいです！(o^^o) これからも頑張りますので宜しくお願いします！！ (2020年8月13日 13時) (
レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
花水木 - ヒロアカ×呪術。大好きです。特に夜来香さんの作品が好きです。面白いです。更新無理なさらず、頑張って下さい。 (2020年8月13日 12時) (レス) id: b6449f78e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 畢竟無さん» ありがとうございます！(^ ^) (2020年7月20日 11時) (レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
畢竟無(プロフ) - すごい面白いです！！続き待ってます！ (2020年7月20日 11時) (レス) id: f1eda83896 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - はにゃさん» ありがとうございます！ 更新が遅くなるかもしれませんが頑張ります！ (2020年7月9日 20時) (レス) id: de829f7fc5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜来香 | 作成日時：2020年5月29日 22時
