呪術界から歪んだ世界へ 6

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【オンボロ寮ー談話室】

談話室に戻り、練習を始める時間になっていた


ルーク「はっはっは。大丈夫、心配ないさ。
食の観点からも、より効率的に身体を引き締め、美しくなってもらおうというだけさ」


デュース「さ、流石。テッペン目指してる人は、覚悟が違うな…」


ヴィル「フッ………この程度で“覚悟”ですって？これはただの“基本”よ。

じゃあさっさと自分の部屋に荷物を置いてきて。すぐにレッスンを始めるわよ」




「んじゃあ、私達も練習あるから、じゃーねー」
ユウ「グリム、よろしくね」

グリム「分かったんだゾ！！」



私達キッチンでさっきヴィル先輩に没収されたエース達の菓子類やケーキ一つ持って準備をする。
すると、エース達がキッチンにやって来た。


エース「ん？……何やってんだ？って其れ俺達が没収された菓子！？」
デュース「ま、まさか二人だけで食べるのか！？」
ユウ「げっ……バレた」

グリム「ふなっ！？ズルいゾ！！」


「私達が食べるんじゃないよ。学長達にお裾分けするんだよ」

ユウ「全部じゃないから安心して。それに、
ケーキは生物だからね。直ぐ食べないと駄目になっちゃうから」

エース「って何で学園長達に！？」
「練習ついでに少し話したい事があるからねー」


カリム「学園長達に渡すのか？いいぞー！寧ろもっと用意しようか？」
ジャミル「やめろ。カリム。これから練習があるだろうが…」

ユウ「あはは……(苦笑」



準備が出来た所で、私達はオンボロ寮を出た


「んじゃあ、練習頑張ってー」
ユウ「寮を出て行く時は、ちゃんと鍵かけといてねー」


エース「俺の菓子ー！！」
グリム「俺様のケーキが―！！」
デュース「……諦めるんだ。エース、グリム」

カリム「学園長達によろしくなー！！」



*

【学園長室】

クロウリー「いやぁ！態々すみません！お菓子類まで持って来て貰いまして」

学長にお願いしてクルーウェル先生等の先生も呼んでもらった

ユウ「いえ、VDCの強化合宿で持ち物検査に引っかかった食べ物を半分持って来ただけですよ」
「勿体無かったのでそのお裾分けです」


ケーキ一つにカリム先輩が持って来たタッパーのお菓子にエース達のスナック菓子類など机の上に広げた


クロウリー「因みにエンディングの出し物は決まりましたか？」
ユウ「はい！時間は大体、15分ぐらいですね」



「実は先生方を呼んだのは私達から出し物関係でお願いがありまして…」
トレイン「一体どんな願いなんだ？」

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