3 ページ13
――――数日後
数日経っても、ユウの噂……というか事実だが、チラホラと耳にする
聞こえないようにひそひそ話してると思うが、結構聞こえるぞ
「なぁ、監督生って呪術師らしいぜ」
「ユウとAちゃんは此処に来る前に死んでるっていう噂が……」
「マジかよ!」
「だったら、死人なら影ないだろ……!?」
エース「はぁ〜〜、一体いつまで続くんだ?」
「人の噂も七十五日っていう言葉があるから…長くても一か月だろう」
デュース「ひ、人の……??どういう意味なんだ?」
ユウ「僕らの国の言葉だよ。
『噂というものは何時の間にか自然消滅するから、悪い噂を立てられても気にするな』っていう意味」
エース「へ〜」
グリム「成程!」
【大食堂】
グリム「ふな〜〜腹減った!午前中に体力育成がある日は昼休みまでが長く感じるんだゾ」
ユウ「そう?僕は訓練の時間が出来て嬉しいんだけど」
「そうそう。今日も祓うか?」
ユウ「時間があれば行こう」
エース「いや、飯位はゆっくり食おうぜ……ん?」
とある場所には妙な人だかりが出来ていた。
どうやら、一枚のチラシを見ているようだった
デュース「えーっと…『全国魔法士養成学校総合文化祭・「ボーカル&ダンスチャンピオンシップ」出場メンバーオーディション』…?」
どうやら、ダンスメンバーのオーディションのお知らせだった
エース「毎年テレビで放映されてたから偶に見てたけど…。選抜メンバーって、オーディションなんだ
『来たれ!歌自慢・ダンス自慢。プロデビューのチャンスあり!全国の高校生の頂点に立つのはキミだ!』」
「ありきたりな言葉だな……」
ポスターの下部分に書かれてある常套句に等しい。
ユウ「でも、芸能界にデビュー出来るのは凄いよね」
エース「お、続きがある。えっと……『なお、大会で当校代表チームがファイナリストに選ばれた場合…‥メンバーに優勝賞金500万マドルを山分け致します。』」
全員ーA「「「ご、500万マドル山分け!?」」」
クロウリー「そうなんですよ〜!豪華でしょう!?」
五人「「「うわっ! びっくりした!!」」」
「アンタは人を驚かせないと気が済まないのか?」
エース「そうだよ!! 学園長、急に出てくんの止めない!?」
クロウリー「失礼。脅かしているつもりはないんですが」
嘘つけ……でも、500万か…結構な額だよな人にしてみれば。
呪術師やっていると結構な額でも驚かなくなってきてる…
561人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やヨリンFEVER(プロフ) - すっごく面白くて、イッキ読みしました!更新再開を心からお待ちしております(`・ω・´)ゞビシッ (5月4日 23時) (レス) @page50 id: dc6c137d93 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - sayyさん» ご指摘ありがとうございます。私の勉強不足でした。コメントありがとうございます。 (2022年12月21日 23時) (レス) @page35 id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
sayy(プロフ) - えっと、いきなりスミマセン。少し気になったので訂正だけ…サックスは金管楽器ではなく木管楽器になります。いきなりスミマセン。物語自体はとても好きです。体調に気をつけて頑張って下さい。 (2022年12月10日 0時) (レス) @page35 id: 694cb4f9d7 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 凛華さん» 返信遅くなってすみません。お待たせしました。更新再会します!! (2022年10月15日 22時) (レス) @page22 id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
凛華 - 続きが気になります!五章まででいいので書いてください! (2022年8月30日 17時) (レス) id: e27c5b8e73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜来香 | 作成日時:2022年2月21日 3時