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「お前……それ……」




何時ものユウの面影はなく、少し凛々しい表情で私を見る

さっきの狗巻家の紋はもう無くなっていた。




ユウ「全て思い出したよ……」

「………そうか。それとお前、戦う気か?

てか、止めても無駄だろうね」



木刀まで構えているし、無駄だろう。


顔は何時も通り日本人特有の無表情しているが、目は違う
何時もの優しい目じゃなくて、怒りを目に宿している





「………足引っ張るなよ?佑篤」

ユウ「……怪我人が言う台詞じゃないでしょ……てか、何時も通りユウでいいよ」

「言うようになったねー……」




私とユウは武器を構えて呪いを倒しに行く。

「ユウ!…あの蛇が口を開けた瞬間に…木刀を投げろ!!」
ユウ「え!?」

「失敗してもいい!! いいから投げろ!!」





コブラのような呪いがユウに視線を注いでいる間に、

あばら骨がある脇腹を抑えながら、後ろに向かう。



ユウ「っ〜〜〜〜…………いっけぇぇぇ!!」ブンッ




呪いが大きく口を開けた瞬間、ユウは勢い良く木刀を投げた




「でかした!!ユウ……!」ビュッ!




構えた桔梗を呪いの後頭部に突き刺した



呪霊「あ……あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああああ!!」

呪霊は叫びながら体中から煙を出し、消えていった。





ユウ「Aちゃん……」

「よくやったよ。サンキュー……ユウ」







疲れた…



バタンッ


笑いながらも泣きそうな顔をしたユウを見て私は意識が無くなった。












*



アズール「………さん……さん!Aさん!!」


気が付いたら医務室のような真っ白いベットで眠っていた
体には包帯やら湿布が貼られていた。


フロイド「カマイルカちゃん!!ジェイド、カマイルカちゃんが目覚ました!!」
カリム「うわああああん!!良かったよぉぉ〜〜!(泣」


抱き着かれたり、大声で良かったと耳元で叫ばれる。……五月蠅い。


「ゆ、ユウは……?」
グリム「ユウは昨日目覚めたんだゾ〜〜!!」
カリム「さっき眠ったけどな」


グリムも泣きながら私に教えてくれた


ジェイド「大変でしたからね。……カリムさんが医者を呼ばなかったら危ない状況だったと思いますよ」





「ありがとうございます……カリム先輩」
カリム「いや…良くなって良かった!!」

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やヨリンFEVER(プロフ) - すっごく面白くて、イッキ読みしました!更新再開を心からお待ちしております(`・ω・´)ゞビシッ (5月4日 23時) (レス) @page50 id: dc6c137d93 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - sayyさん» ご指摘ありがとうございます。私の勉強不足でした。コメントありがとうございます。 (2022年12月21日 23時) (レス) @page35 id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
sayy(プロフ) - えっと、いきなりスミマセン。少し気になったので訂正だけ…サックスは金管楽器ではなく木管楽器になります。いきなりスミマセン。物語自体はとても好きです。体調に気をつけて頑張って下さい。 (2022年12月10日 0時) (レス) @page35 id: 694cb4f9d7 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 凛華さん» 返信遅くなってすみません。お待たせしました。更新再会します!! (2022年10月15日 22時) (レス) @page22 id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
凛華 - 続きが気になります!五章まででいいので書いてください! (2022年8月30日 17時) (レス) id: e27c5b8e73 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜来香 | 作成日時:2022年2月21日 3時

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