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【オンボロ寮】
今日から、三人…とゴースト達だけという少し寂しい生活が始まった。
グリム「わー、見てみろ！雪が積もってるんだゾ！」
ユウ「凄い。辺り一面真っ白だ」
久々に白銀の世界を見た。東京は雪が降っても、こんなにも積もる事事態無かったから…
「昨日の内に薪を割っておいて正解だったね」
ユウ「そうだね。早く薪を食堂へ持っていかないと…」
グリム「火の妖精って奴等も震えてるかもしんねぇな。ついでにキッチンになにか買い物がないか漁ってやるんだゾ！
らんららーん」
「おーい、薪を持っててくれよな」
趣旨を忘れてどうする…にしても…
「……なんかすっごい疲れた感じがするな〜。今日は」
【食堂】
グリム「ヒェ〜寒かった！肉球が氷みてぇに冷てぇんだゾ！」
ユウ「じゃあ、薪を入れよう」
ガラガラ。
早速、持って来た薪を設置してあるデカイ暖炉の中へ入れた。すると、炎の妖精が現れると一気に周りがあったかくなった。
冷え切った体が徐々に温まり始める
「妖精…本当にいるんだ」
ユウ「魔法の世界だし、いても可笑しくないもんね」
グリム「ほぁ……オマエたちが暖炉に住み着いている火の妖精か。側に寄ると毛皮の芯まであったまるんだゾ」
「何か今日、体が怠い感じがする…」
ユウ「え！？大丈夫なの？」
「嗚呼。怠いだけで頭痛や吐き気はないから大丈夫だが……」
グリム「直ぐに帰えるのがいいんだゾ！」
「そうだな帰るか…」
立ち上がり、寮へ帰ろうとしたら…
ジューッ。トントントントン
軽快な包丁の音と肉の焼ける音が聞こえてくる。誰かいるのか？
グリム「ン？スパイシーでいて食欲を刺激する異国の香りが漂ってきたんだゾ！キッチンの方からだ。行ってみようぜ！！」
ユウ「え！？でも…」
「私は一人で帰れるから大丈夫だ。グリムの事頼む」
ユウ「わかった！帰ったら体あったかくして寝た方がいいよ」
「嗚呼。グリムー！ユウに迷惑かけんじゃねーぞ。」
グリム「わかったんだゾ！」
そう返事をしたら、グリムは音がする厨房へ走っていった。
【オンボロ寮】
ゴーストA「おかえり…って、帰って来たのは嬢ちゃん一人かい？」
「ああ、はい。体が少し怠いので早めに帰って来ました。」
ゴーストB「大丈夫かい？」
ゴーストC「あの二人はどうしたんだい？」
「大丈夫です。二人は時機に帰ってきますよ。私は自室で横になってますから」
ゴーストC「何かあったら呼んでも構わないからね」
「はい…」
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夜来香(プロフ) - ユリカーンさん» 返信遅くなりました。教えてくれてありがとうございます 訂正しておきました。 (2022年3月23日 16時) (
レス) id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユリカーン(プロフ) - ジャミルさんの名前間違ってません？ジャミル・バイパーがジャミル・ハイパーになってます (2022年3月15日 23時) (レス) @page46 id: a9b4c551ca (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 蔵元絵美さん» 返信返せなくてすみませんでした。この作品を最高と言ってくれて感激です！これからもよろしくお願いします！！ (2021年11月29日 0時) (レス) id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
蔵元絵美(プロフ) - 初コメ失礼します！何方も好きな作品だったので最高でした！更新待ってます！ (2021年10月28日 18時) (レス) @page17 id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - よしかさん» ありがとうございます！これからも応援宜しくお願いします (2021年10月10日 19時) (レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜来香 | 作成日時：2021年10月4日 20時
