呪術師はヒーローの学校へ【番外編】 (ページ3)

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【伏黒side】

俺とAは都内に住んでいたからピンと来ないかもしれないが、はっきり言って、秋葉原という場所は他の街と比べて変わった街である。

秋葉原には行った事はないが、たまにニュースやバラエティー番組で取り上げられ、テレビ画面に映ってる時があるが、同じ都内にあるのだが、

”原宿や渋谷と似てる部分もあり違ってる街だ”と俺は思ってる。

駅前の空気は殊更に独特な雰囲気を醸し出している。アニメ文化に染まって入るのは勿論として、

とにかく広告の情報量がえげつない。

駅前を通り過ぎると、ビルが密集しているビルにはキャラクターが描かれている看板がいくつもある。

原宿と渋谷に負けないぐらい密度の高い人ごみの中に、CMでたまに見るアニメキャラやゲームキャラのコスプレをするコスプレイヤー。

営業スマイルを浮かべながら集客のビラ配りに余念のないメイド

そんな街を見ていた虎杖は好奇心が抑えられていない。同様にAも秋葉原に行った事がなかったのかいつもより妙にテンションが高い

「恵。見て、ゲーセンがコンビニ並みにある」と俺の服の袖を掴み、”グイグイ”と引っ張りながらゲーセンを見る。

俺はAの行動に少しときめいていた

恵「///っ！…アキバだからな//」

すると、今度は虎杖が騒ぎ始める。

悠仁「やべーぞA、伏黒。メイドさんがめっちゃグイグイ来る」

恵「アキバだからな」

悠仁「やべー！A、伏黒！あれ完全にヤバイゲームの看板じゃね？うっわいいのかあれ、あんな大々的に……ヤバイな俺ら、未成年なんだけど怒られないかな」

恵「うるせぇな！」

此処で働いている店員やバイトの呼び込みの声やゲーセンの音も喧しいが、俺にとってはその三倍ぐらい虎杖が騒がしい。

虎杖が騒がしかった俺は思わず、大声を上げた。

俺が大声で叫んだが、周りにいた人間はどうやら俺の声は聞こえてなかったのか誰も俺を凝視する事はなかった。

悠仁「この辺、ごちゃごちゃして迷いそうだな～」

恵「新宿よりはマシだろ」

悠仁「お前はそうゆう東京感覚さらっと押し付けんなって。自販機が軒並み電子マネー使えるとか店先にペッパー君が立ってるとか、そういうレベルの街って東京だけよ？」

「ペッパー君はそんな頻繁に立ってないけど…あったとしても携帯会社ぐらい」

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