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「はあ…」

でっかいため息だと自分でも思う。


「おはよー、あれ岸くんと紫耀の2人だけ?」

「後ろに居ますう〜」

「はよ、神宮寺に海人!」

「おはよう、何扉近くで溜まっとるん。邪魔や邪魔、」

「廉おはよ、何か岸くんが中に通させてくれなくて」

「いや、ちょっと紫耀の様子が…」



___そんな会話がされてるなんて、絶賛悩み中の俺には聞こえてすらなかった。


謝るべき?

キスしそうになってごめん、って何か可笑しくない?大丈夫?


「はあ…」



「…何やあれ、恋する乙女並にため息吐くやん」

「えっ、紫耀って恋してんの?」

「海人、廉のは例えばの話な」



「__ひーらのくん、おはよう」


ドサッと隣に座ってきたのは神宮寺だ。


「おはよ、皆集合早いな、」

「1時間前集合だし、いつも通りだよ」

「あ、そっか」


だめだ、頭が回らない。

切り替えなきゃ、と思ってもどうしてもスイッチが入らない。ヤバいって。

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設定タグ:King&Prince , 平野紫耀   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:みさ | 作成日時:2019年9月1日 3時

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