十七粒目 ページ18
野「とりあえず行こっか。」
『うん！』
二人は肩を並べて、歩き始めた。しばらく歩きバスに乗って、町へと向かう。ゴトンと揺れる満員のバスの中で、バランスを崩すA。
『あわわっ。』
野「大丈夫？僕に捕まってて。」
『っあ、ありがとう。』
またバランスを崩してはいけないと思って、野坂の服を掴む。すると野坂は軽く笑って、Aの腰をキュッと引き寄せた。
野「離れちゃ駄目だからね？」
『うんっ！』
そう返事し、Aは野坂の服をもう一度強く握り直した。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
バスを降りて、人混みの中を歩く二人。野坂はバスを降りた直後からはぐれないように、Aの手を取って繋いでいた。野坂のスキンシップが強烈なものだから、Aの顔は先ほどから真っ赤だ。
『…っ。』
＿…野坂君、ほんとに私で良かったのかな？
ふと、そんなことを考える。本当に恋人が自分で良かったのか。
＿…野坂君は私じゃなくても、見合う人がいるはずなのに。
野「…何考えてるの？」
『えっ…！？』
野「眉間にシワ寄ってる。そんな顔、君には似合わないよ。」
『っ！！？』
ちょこんと眉間に指を当てられ、戸惑うA。そんなに酷い顔だったのかと、落ち込むAだったが、野坂の笑顔のお陰で先程の考えは頭の中から消えていた。
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水無月 歌乃(プロフ) - ぴっぴさん» そういうコメント嬉しいです！頑張ります！ (2019年10月19日 18時) (
レス) id: f000c9d3a6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ - コメント失礼します。もうめっちゃキュンキュンしました！！更新楽しみに待ってます♪頑張ってください!! (2019年10月19日 17時) (レス) id: 984ff0d76f (このIDを非表示/違反報告)
水無月 歌乃(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» 頑張るー！ (2019年10月7日 1時) (レス) id: f000c9d3a6 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン - 前、日替わりでリクエストさせてもらったイナイレ大好きリンです！ 私もカミラさんと同じ激甘を！よろしくお願いします！！ (2019年10月7日 1時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
カミラ - 野坂との激甘作ってください (2019年9月30日 18時) (レス) id: 2235fbdf0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月 歌乃 | 作者ホームページ：http:// kotatan
作成日時：2019年8月14日 11時
