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男性の足は止まらないし、私の後ろにある部屋はもう1つしかない。


私を通り過ぎたら、もうこの人がお隣さん(?)に違いない!!




近付いてくる男性を一言で表すなら、黒。

黒マスクにサングラス、全身を覆い隠すような黒のコーデ。芸能人みたいだ。




少しだけ端に寄ると、男性が小さく頭を下げたような感じがした。だから私もペコリと下げ返す。



ふわり、ふわり。


通り過ぎる瞬間、甘いのにどこか爽やかな香りが鼻孔を燻った。

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設定タグ:King&Prince , 平野紫耀   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:みさ | 作成日時:2019年8月8日 3時

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