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「ありがとう」
「いえ、麦茶しかなくて逆にすみません」
「んーん、俺麦茶好き!」
いただきます、とお行儀良くコップに口を付ける平野さんを見届けながら少しだけ横顔を観察してみる。
軽く伏せられた睫毛はふさふさだし、意志の強そうで真っ直ぐな瞳は相変わらず。
こんな間近で芸能人の人を見る機会なんて今後一生無い気がする。うん、絶対無い。
少しだけと思っていたけど、ガッツリ観察しているのが流石に分かったのか平野さんは視線をスッと私の方に流し困ったように笑った。
「___そんな見つめられたら、ちょっと恥ずかしい」
「ご、ごごめんなさい!!」
オフモードやからかっこ悪いやろ、と言うけど。そんなことはない、ファンの方なら絶対にそう言うはずだ。
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作者名:みさ | 作成日時:2019年8月8日 3時