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「ど、どうしたんですか!?」
「…ごめん、夜更けにごめんな」
元気なくない!?何があった!?
セットのされてないサラサラな前髪が少しだけ目元を隠してるのに加え、俯いたままだから今彼がどんな表情をしているのか伺えない。
「…平野さん?」
「Aさあぁぁん 泣」
バッと顔を上げた彼の顔はまるで捨てられた子犬のように悲しそうだった…。
ま、幻か…?いや幻でしかない。
私には、垂れた犬の耳が見える…。
って、いけない!変な空間に意識飛んでた!
「ひ、平野さん!一旦落ち着きましょう?」
「だって…、無理なんやもん!」
そう言って平野さんはこれまでの騒音の理由と、私の部屋を訪ねた理由をぽつぽつと話してくれた。
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作者名:みさ | 作成日時:2019年8月8日 3時