今日:3 hit、昨日:45 hit、合計:629,723 hit
小|中|大
19 ページ19
「俺の方こそ、ごめんな!」
平野さんは、関西出身なのだろうか?喋っていて思ったんだけど、時々関西弁が混じっている気がする。
「…では、失礼します」
これ以上長居しても、平野さんに迷惑がかかる。もう夜遅いとは言え、もし誰かに見られたりしたら彼はここに住めなくなってしまうかもしれない。
「___また話そうな、おやすみ」
彼が部屋へと消えていく間際、優しく撫でられた頭。
パタン…と閉まる扉を呆然と見届けたけど、今何が起きた?
「頭ポンポンとか、王子様ですか…」
もしあれが素でやってるのだとしたら、ヤバイでしょ。
お隣さんでアイドルでもある平野さんは、少し天然なのかもしれないと思い始めた夜だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1908人がお気に入り
1908人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みさ | 作成日時:2019年8月8日 3時