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きっと今、私はすごい顔してるんだろうな。


それを知ってるはずの彼が、小さく笑う声が聞こえたような気がした。



「__俺の名前、聞かないんですか?」


「…っ、えっと。聞いても、差し障りないなら…聞きたいですけど、」


「Aさんが知りたいなら、俺は良いですよ」



疑惑が、確証に変わるってこういうことかもしれない。この人は、私が疑ってること気付いてる。


まだ引き返せる。何も知らないままでいれる。


選択肢を私に与えてるこの人は今何を思ってるんだろう。分からない。



「…名前を、教えていただけますか?」

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設定タグ:King&Prince , 平野紫耀   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:みさ | 作成日時:2019年8月8日 3時

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