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スティッキィ・フィンガーズ ページ10

こいつ…本当に人の汗を舐めたぞ!

他人の目玉を普通に持って来て握らせるところも、人の顔を本気で舐めるところも!この男正気じゃあない!

心の中で悪態をつきながら、ゆっくりと階段を登ってくる男をキッと睨みつけた


「質問は以上だと言ったが…状況が変わって来たな……【ジョルノ・ジョバァーナ】
おまえはウソを言った!【涙目のルカ】に会っていない(・・・)とな。じゃあ なぜウソをつくのか(・・・・・・・)?その理由を聞かせてもらわなくてはならなくなったってわけだな(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)…ン?」

「ッ…ジョルノ!!」



男はパイプに指を滑らせ、その流れのままジョルノの頬を思いっきり殴った。殴られた拍子に口の中が切れたのか彼の唇には少量の血が滴っている。

その様子を他の乗客が遠巻きに眺めていたが、殴った当人が話しかけると「厄介事に巻き込まれる」と感じたのかそそくさと目線を逸らした


私はとりあえずジョルノの傍に行こうとして__席から立ち上がった体勢のまま固まった

さっきまで影で見えなかったけど……なに?ジョルノの…いまさっき殴られたばかりの場所に、何か、あれは………金具…?



「おれの名は【ブローノ・ブチャラティ】
答えろよ質問はすでに…【拷問】に変わっているんだぜ」


【ジョルノの様子がおかしい】
そう思って彼の顔を除くと口から何かがズルズルと出てくる

指だ!乱雑に切り落とされた指がジョルノの口から出てきた!きっと【目玉】の時と同じだ!

気持ち悪そうに顔を歪めた彼は下を向いて口を手で覆った。吐き気を抑えているのだろう。


「どうだいブルっちまう特技だろう…それは【ルカの指】だ。実を言うとな【涙目のルカ】は始末された__」


もう男の説明なんていちいち耳に入っては来ない

特技?【コレ】がただの特技なはずがない!ウソを見抜くのとは訳が違う!でももしそういう【スタンド】だったとしたら?……充分有り得る!そう考えた方が合理的だ!



「話せッ!
早く話さねーと拷問はさらに続くんだぜッ!」



思いっきり殴られたジョルノの首がグラグラと揺れる。しかしそれが力のせいでないことは一目でわかった。

金具の正体はジッパーだ!彼の首から目の下辺りまでの殴られた箇所にジッパーが取り付いていたのだ
これなら目や指の事も説明がつく。


そして理解した



やはりこの男は……【ブローノ・ブチャラティ】はスタンド使いだったのだと!

VSスタンド使い→←人の秘密は汗の味



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のの。(プロフ) - チェリブロさん» えええ!!読んでくださってありがとうございます!!(感涙)こちらこそよろしくお願いします(><)もー更新楽しみに待ってます!!! (2019年2月22日 21時) (レス) id: 823b20b1c6 (このIDを非表示/違反報告)
チェリブロ(プロフ) - のの。さん» のの。さん、コメント嬉しいです!ありがとうございます!私ものの。さんの短編集読んでますよ!自分の知っている作者さんにコメント頂けるなんて……これからもよろしくお願いします (2019年2月22日 19時) (レス) id: 575ba94511 (このIDを非表示/違反報告)
のの。(プロフ) - 好きです。これからも更新頑張ってください。ほんとに楽しく読んでます、、ありがとう(((言いたいこと多すぎて何も言えない (2019年2月22日 14時) (レス) id: 823b20b1c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チェリブロ | 作成日時:2019年2月10日 20時

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