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「ん！？」
Aは急な口付けに驚き、目を見開くと間近にいる杏寿郎と目が合う。
杏寿郎は、不敵に笑い目を細めたと思うと、口内に舌が侵入してくる。
「んんん！！」
Aは杏寿郎を押し返そうとするが、力強い腕に捕まれびくともしない。
そうしているうちにも、杏寿郎はAに熱い口付けを交わし続ける。
「んんー！！！」
Aは杏寿郎の胸を叩くも、全く気にする様子もない。
Aの手が空を切り、捕まるところを探していると、行き着いた所は、杏寿郎の猫耳であった。
本当に猫の耳の様に、触り心地の良い耳を触ると、杏寿郎の舌の動きが止まる。
(…あれ？)
Aが更に耳を触ると、杏寿郎は固まっている。
(もしかして？)
Aは空いているもう片方の手で尻尾を探し、掴むと、杏寿郎の身体がビクッと跳ねる。
Aが耳と尻尾を撫で続けていると、杏寿郎な口を離し、顔を紅潮させながら、耳と尻尾をピーンと上げ、
「…くすぐったいのだが！」
と言う。
(何これ！！)
Aは杏寿郎の姿を見て、口を手で押さえ、やっぱり可愛いで合ってるよ…！と悶絶する。
杏寿郎は眉を下げ、Aの肩に頭を乗せ、よもや…と呟いていた。
その後は千寿郎に、猫さんなのですか！と言われたり、相変わらず宇髄が揶揄いに来たりと忙しくしていたが、二人は徹夜続きの睡魔には勝てず、一緒の布団ですぐに眠りについた。
朝目覚めると杏寿郎は元に戻っており、Aはひどく残念がっていたが、実は六眼で血鬼術を視ていたとは言えないAであった。
___________
煉獄さん推し様、リクエストありがとうございました！
いつもコメントとリクエストいただいて、本当にありがたい限りです！
猫耳、尻尾の煉獄さん、見てみたいですよね笑
絶対可愛いんだろうなー、と想像してしまいます！
ご要望通りに書けたかはわからないですが、読んでみていただけたなら嬉しいです！
またリクエストお待ちしております♪
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さくら(プロフ) - 煉獄さん推しさん» 煉獄さん推しさん、リクエストありがとうございます！野薔薇が出てくるのはもう少し先なので、出てきたら書きたいと思います！その前にもしかしたら本編でも少しそういう話を作るかもしれません！のでもう少々お待ちください^ ^ (2021年12月9日 6時) (
レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
煉獄さん推し - すみません！追加で野薔薇ちゃんもその服探しに参加して欲しいです！ (2021年12月8日 7時) (レス) id: 8d57d47a4b (このIDを非表示/違反報告)
煉獄さん推し - 煉獄さんと夢主ちゃんが渋谷、原宿に行って煉獄さんの現代服を買うって話書いて欲しいです！ (2021年12月8日 7時) (レス) id: 8d57d47a4b (このIDを非表示/違反報告)
煉獄さん推し - 難しいお題だったのに描いてくださりありがとうございます！壊相と血塗みたいな血気術を使う鬼でしたね！今回の短編も大変満足しました！ (2021年12月8日 7時) (レス) id: 8d57d47a4b (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 煉獄さん推しさん» 煉獄さん推しさん、リクエストありがとうございます！もう少し進んだら次編の短編集で書いてみますね！いつもありがとうございます！ (2021年12月8日 0時) (レス) id: fc46cae9f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2021年11月16日 20時
